映画評「怒れるドラゴン 不死身の四天王」

★(1点/10点満点中)
1973年香港映画 監督ワン・ユー
ネタバレあり

「片腕クンフーと空飛ぶギロチン」ではご機嫌になれたジミー・ウォング(ワン・ユー)がその2年前に発表したクンフー映画だが、これは戴けません。交通整理が全く出来ていないのでどんなに頭の良い人でも物語は追えないだろう。しかし、最後まで見ると基本は頗る単純。

物語は財宝護衛隊長が強盗団に襲われるところから始まる。彼が途中で出会う地元の名士、強盗団から抜け出した賭博師(ジミー・ウォング)、刑務所帰りの元クンフー名人が何故か一致団結して強盗団に対決を挑むのである。

勧善懲悪的な作りだが、そこに至るまでに人物の離合がだらだらと進む。たかだか4人が一致団結するまでを描くのに1時間も掛けるのだからあくびも出やしない。
 アクション映画は主人公を一人にすべきで、それを軸に描こうとすれば簡単に整理できるのだが、群像劇よろしく四人を極力公平に扱おうとするした為展開が極めて不鮮明になっているのである。

演出スタイルはクローズアップを多用するマカロニ・ウェスタンにそっくり。だらだらしているところ、貧乏くさいところをさらに助長した作品と思えば当たらずとも遠くない。

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