映画評「ワイルド・タウン/英雄伝説」

☆☆(4点/10点満点中)
2003年アメリカ映画 監督ケヴィン・ブレイ
ネタバレあり

邦題では分らないが原題から解るように、33年前に作られたフィルー・カールスン監督の実話もの「ウォーキング・トール」のリメイク。懐かしいが、リメイクされるとは予想できなかったなあ。

20余年ぶりに除隊して故郷へ帰ってきた特殊部隊の軍曹ザ・ロックが、同級生がやっているカジノでイカサマを発見して大暴れするが返り討ちに遭ってしまう。その後甥を中毒に追い込んだ麻薬を提供したカジノの用心棒に怒り爆発して再びカジノで大暴れ、今度は完膚なきまでにやっつける。保安官も皆カジノの味方で頼りならないが、自分で弁護した裁判で無罪になって保安官に当選、厳しく取り締まっていくが、カジノの連中が攻撃を仕掛けて来る。

レスラーのザ・ロックが演じているにも拘わらず主人公がプロレスラーから軍人に代っているほか、友人関係、家族関係が全く変っている。妻子持ちで妻を失って怒り爆発、というのが麻薬問題で怒り爆発になっているのが最近の映画らしい。が、友人の扱いなど変更部分に穴が多く、4人がかりの脚本がまるで駄目。
 カールスン版は大した事はなくても実録的なタッチに良い味があったのだが、極めて短いショットを積み重ねただけの本作に映画としての作りに面白さは見出せない。ケヴィン・ブレイなる監督は話を進めるのがやっとだ。

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