映画評「リッチ・アンド・ストレンジ」

☆☆☆(6点/10点満点中)
1932年イギリス映画 監督アルフレッド・ヒッチコック
ネタバレあり

アルフレッド・ヒッチコック第14作。
 「金あり怪事件あり」「おかしな成金夫婦」という別邦題あり。

今やヒッチコックのこんな日本未公開映画も観られる。誠にありがたい。

若い夫婦が舞い込んだ遺産で世界旅行を計画、船中で夫ヘンリー・ケンドールが自称王女ベティ・アマンに夢中になり、妻ジョーン・バリーのほうも中佐とやり直しを考える。が、実は街の女である<王女>に大金を持ち逃げされ、貨物船で帰還することになるが船は沈没、漂流中に中国のジャンク船に救出される。

様々な危難や冒険場面にぶつかりながらも結局は何も変わらない夫婦の関係をコメディー・タッチで描いたドラマで、後の偉業から見れば習作みたいなものだが、ショットの繋ぎなど演出的には見ておきたい個所が意外に多い。軽んじる勿れ。
(1990年11月記す)

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