プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画評「ダニー・ザ・ドッグ」

<<   作成日時 : 2006/07/08 13:52   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 6 / コメント 5

☆☆★(5点/10点満点中)
2004年フランス=アメリカ映画 監督ルイ・レテリエ
ネタバレあり

リュック・ベッソンも最近は監督しないで製作・脚本に専念しているが、その割りに良い作品を生み出していない。脚本作も低調と言ってよいが、その中でこれは趣向としては面白い部類に入る。

悪徳高利貸ボブ・ホスキンズに首輪を嵌められ闘犬として育てられた青年ジェット・リーが、ボスが死んだと思われた時ピアノ調律師モーガン・フリーマンの家に連れて来られ、そのまま彼の義理の娘ケリー・コンドンを含めて、一緒に生活することになる。
 彼女によって首輪を外された青年は徐々に人間的な感情を取り戻し、再び闘犬として闘うことが出来ぬまま、徐々に母親の記憶を取り戻して恩人の家に舞い戻るが、金づるの“闘犬”を失いたくないホスキンズの一味が一家を襲撃すると、勿論猛烈な反撃を加えていく。

人間を闘犬にするという発想がとにかくエキセントリック(というよりアブノーマル)で一応新味があり、そこに彼の過去を解き明かすミステリー趣味を加えたのが、底が割れているとは言え、趣向として面白い。
 が、アクションが始まるとやたらに長く、場面単位で冗長な印象がある。実際には山もあれば谷もあるという構成なのに、冗長な場面を重ねれば全体も単調に感じかねず、勿体ないと言わざるを得ない。

監督は「トランスポーター」のルイ・レテリエでアクション場面は得意なようだが、スローモーションが目立つ。スローは極論すれば<時間稼ぎ>なので、余程の必要性がない限りは避けた方が良い。まして迫力の無さを誤魔化すの為のスローはもっての外である。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(6件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
映画『ダニー・ザ・ドッグ』
原題:Danny the Dog(Unleashed) やたらと強いが、なぜか繊細でピアノが好き。殺人犬に育てられた彼を、人間らしさを忘れた彼を苛酷な運命から救う、愛に溢れた家族が現れる。 ...続きを見る
茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行...
2006/07/10 01:56
ダニー・ザ・ドッグ 06年11本目
ダニー・ザ・ドッグ これは、見たかったんですyo。うちは、姉君共々、ジェット・リー ファン。 リュック・ベッソン&nbsp;がかんでいるから、おフランス、アメリカ合作なのね。フランス語でも良かったんじゃないかな?そういう雰囲気感じたし、、、 期待通り、良かったです... ...続きを見る
猫姫じゃ
2006/07/10 11:07
#533 ダニー・ザ・ドッグ
監督:ルイ・レテリエ 脚本:リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン 撮影:ピエール・モレル 編集:ニコラ・トレンバジヴィック 美術:ジャック・ビュフノワール 音楽:マッシヴ・アタック 出演者:ジェット・リー 、モーガン・フリーマン 、ボブ・ホスキンズ 、ケリー・コンドン 2004年フランス/アメリカ ...続きを見る
風に吹かれて-Blowin' in th...
2006/07/10 16:50
<ダニー・ザ・ドッグ> 
2005年 フランス・アメリカ 103分 原題 Danny the Dog(Unleashed) 監督 ルイ・レテリエ 脚本 リュック・ベッソン  ロバート・マーク・ケイメン 撮影 ピエール・モレル 音楽 マッシヴ・アタック スタントコーディネート(アクション演出)ユエン・ウーピン 出演 ダニー:ジェット・リー    サム:モーガン・フリーマン    バート:ボブ・ホスキンス    ヴィクトリア・モーガン:ケリー・コンドン    レフティ:ディラン・ブラウン ...続きを見る
楽蜻庵別館
2006/07/29 19:13
「 ダニー・ザ・ドッグ 」
 監督 : ルイ・レテリエ 脚本:リュック・・ベッソン主演 : ジェット・リー / モーガン・フリーマン /     ケリー・コンドン / ボブ・ホスキンズ公式HP:http://dannythedog.jp/ ダニー・ザ・ドッグ  モーガン・フーマンが出る映画は間違いない。 そ... ...続きを見る
MoonDreamWorks
2006/08/30 10:43
mini review 06126「ダニー・ザ・ドッグ」★★★★★★☆☆☆☆
ジェット・リー主演、リュック・ベッソン製作・脚本のアクション・エンターテインメント。共演はアカデミー俳優の一員となったモーガン・フリーマン。撮影は『トランスポーター』のピエール・モレル。ジエット・リーが孤独な主人公を表現するために、スタジオに一人で泊まり込みをして役作りに挑んだ意欲作。[もっと詳しく] ジェット・リーはじめてのキスシーンと一筋の涙。 &nbsp;「トランスポーター」であっといわせるカーアクションと小気味のいい演出で喝采をあびたルイ・レテリエ監督。彼も、当然、ヨーロッパのアクショ... ...続きを見る
サーカスな日々
2008/04/20 15:50

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは!TBありがとうございました!
この映画、英語がへたくそなジェット・リーにぴったりなストーリーだったので、
反対に、安心して演技を見ることが出来ました。あはは、、
みなさんと繋がりたい!=迷惑顧みずTB、と言うのが、秘訣?
てことで、TBさせて頂きますyo!
猫姫少佐現品限り
2006/07/10 11:20
いつもお世話になります(笑)
リュック・ベッソン関連作品は結構みているんですが、もちろんルイ・レテリエ監督作品も他にも見たのですが、この作品変わってるのは彼らの味なのかなぁ・・・。
ジェット・リーがアクションしてるコトよりもおびえるワンコのような瞳でベッドの下にいたのがとても印象に残っています。こんな演技できたんだーと驚きさえも(^o^;

あのボス?の不死身っぷりも笑えるけれど(笑)
映画としては「ふーん」って感じでキャラクターの味しか覚えてない印象です。もっと色々見せて欲しかったなぁ。←欲張りすぎかしら(^o^;
chibisaru
2006/07/10 17:03
>猫姫少佐現品限りさん
こんばんは。こちらこそお返し有難うございました。
かつてのリー・リンチェイも最近はジェット・リーとして世界的になりましたね。小うるさい私にとってもお話としては面白い部類でした。

やっぱり、TBを張りまくるのがコツですか。なるほどなるほど。

>chibisaruさん
こちらこそ、お世話様です(笑)。
人間犬は完全にベッソンの悪趣味ですね。リー・リンチェイは意外としっかりした演技者でしたよ、「少林寺」の頃から。あれからもう四半世紀が過ぎようとしている。こちらも年をとるわけです。
オカピー
2006/07/10 20:55
僕は、好きなボブ・ホプキンスが、笑えるギャングをやっていたので、★ひとつおまけというところでした。
kimion20002000
2008/04/27 23:56
kimion20002000さん、TB&コメント有難うございます。

>笑えるギャング
なるほど。
「ヘンダーソン夫人の贈り物」のボブも良かったです。
オカピー
2008/04/28 02:49

コメントする help

ニックネーム
本 文
映画評「ダニー・ザ・ドッグ」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる