映画評「オーシャンズ12」

☆☆★(5点/10点満点中)
2004年アメリカ映画 監督スティーヴン・ソダーバーグ
ネタバレあり

「オーシャンと11人の仲間」のリメイク「オーシャンズ11」はアメリカでは大変好評だったようで続編が出来た。
 相変わらず豪華な顔ぶれで、僕の計算では配役へのギャラだけで、12億円かかったと言われる日本映画「亡国のイージス」が8本作れる。ハリウッドは映画人にちょっと払い過ぎじゃよ(後記:因みに、通常のギャラだと儲けがでないので、本作への出演は破格の低ギャラによる、とのこと。それでも日本の映画人の10倍くらいじゃろ)。

個人的には役者の腹芸が楽しめたオリジナルに比べ少しも面白いとも思わなかった第一作だが、この続編は出だしからまだるっこい。
 前作で1億6千万ドルも盗まれてしまったヴェガスの大物ベネディクト(アンディー・ガルシア)がオーシャン(ジョージ・クルーニー)らの元に次々と訪れ脅迫。ここはオーシャン一人で十分じゃよ。ガルシアさんの出番を増やしたわけだ。
 ここでげんなりして集中力が切れてしまったので物語も碌に分らないような不始末だが、一応記します。
 
彼らは借金返済の為にローマの美術館に収められている卵型の宝石を奪う作戦を立て、これに世界一の泥棒を豪語する怪盗ナイト・フォックス(ヴァンサン・カッセル)と敏腕女性刑事イザベル(キャサリン・ゼータ=ジョーンズ)が絡んでくる。彼女はかつてラスティー(ブラッド・ピット)の恋人(序盤に下手な描写あり)で、父親は大泥棒という複雑な設定。しかし、一向に感興が湧いてこない。

そこへオーシャンの妻テス(ジュリア・ロバーツ)がジュリア・ロバーツに成りすますという楽屋落ちが出て来るのだが、余りに直截なので白けるばかり。ブルース・ウィリスが本人役で出てきても意味がない。

第3作も作られるということだが、90分くらいにしてくれると有難い。ソダーバーグさん、頼みます。

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この記事へのコメント

かよちーの
2006年05月28日 11:32
こんにちは、あ、色が変わっていますね。
この作品で一番面白かったのはヴァンサン・カッセルのレーザー光線を避けるシーンです・笑。
オカピー
2006年05月28日 13:47
かよちーのさん、こんにちは。
こちらのほうが締まっていて、下手な文章もうまく見えます?
>レーザー光線
これ自体がキャサリン嬢の旧作「エントラップメント」のパロディーとも言われていますが、TVの「刑事どん亀」の第1回目にそっくりのシーンがありましたよ。
思わず笑ってしまいました。

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