映画評「ムッシュ・カステラの恋」

☆☆☆★(7点/10点満点中)
2000年フランス映画 監督アニェス・ヤウール
ネタバレあり

中堅企業の会社社長ジャン=ピエール・バクリは取引上の必要性に迫られ女性の英語教師アンヌ・アルヴァロを雇う。妻とは性格が合わず彼女にどこか惹かれるものを覚えた彼は彼女が主演女優を務める劇団の劇を見学、実は退屈なのにそんなそぶりはおくびにも見せず、今度は彼女の友人の絵画を見物する。通俗の極みのような中年社長を嫌う彼女が「髭は嫌い」と言えば、社長は髭を剃ってご機嫌をとる始末。さらに友人の絵を買い、彼に社屋の外観デザインを依頼したりする。嫌悪しながらもさすがに気の毒になってきた彼女が「私のために絵を買わないで」と社長にお願いすると、彼は「絵が気に入ったから購入したのだ」という。社長はどうも自己を変えたようだ。気分を良くしたアンヌは彼を新作に招待する。

映画的に特に指摘したいことはないが、内容的には微笑ましい部分が多いソフィスティケーテッド・コメディー。気になるのはうまく行っていないとは言え中年社長にきちんと細君がいること。独身ならもっと素直に拍手したい気持ちに慣れるというものではないかいな。

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