映画評「タイムライン」

☆☆★(5点/10点満点中)
2003年アメリカ映画 監督リチャード・ドナー
ネタバレあり

スティーヴン・キングと並び称せられる原作王マイケル・クライトンのタイム・スリップものの映画化。

フランスで100年戦争に絡む貴重な遺跡を発掘していた調査隊が信じられないものを発見する。彼らの指導者である教授ビリー・コノリーが何と14世紀から救援を求める文書である。教授の息子ポール・ウォーカーを含めた一行はスポンサーの先端技術会社に向かい、教授が同社の物質転送装置により14世紀のフランスの戦地へ飛ばされたことを知る。その機械はタイムマシーンではないのだが、必ず同じ時代の同じ場所へ飛ばされるという。
 一行は教授の後を追って14世紀の同地へ旅立ち、着いた途端に英軍の攻撃を受け、一行はばらばらに。助教授ジェラード・バトラーは100年戦争の女傑(と知らずに)と運命的な出会いをし、英軍の要塞に監禁された息子は脱出の大冒険を繰り広げ、教授は歴史を変えかねない新しい火薬を英軍に与える羽目になる。

歴史が変えられたようで変えられていない、といった苦しい説明が随所で行われていてすっきりしないが、この弱点はタイムスリップ映画の宿命みたいなものである。しかし、この作品の眼目はタイムスリップの面白さより一行の英雄的な活躍という印象であり、戦闘の場面には相当お金が掛けられているらしく、中でも仏軍の火の玉と英軍の新兵器が交差する場面は楽しい。

リチャード・ドナーを監督に採用した割には今一つパッとしないのは脚本の力不足。

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    Excerpt: 名前の通りSFものの映画です。ストーリーは Weblog: Coffee, Cigarettes & Music racked: 2007-02-28 14:38