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zoom RSS 映画評「もういちど愛して」

<<   作成日時 : 2018/07/09 08:50   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
1971年フランス=イタリア合作映画 監督ジャック・ドレー
ネタバレあり

アラン・ドロンが自ら製作し、元妻ナタリー・ドロンと共演したフランス映画らしいコメディー。

妻ナタリーが死んだと思って神父に転じた元音楽家アランが、酒場を経営するジュリアン・ギオマールから彼女は生きていて自分と結婚していると告げ、しかもその後に姿を現したナタリーがよりを戻すことを強く要求してくる。元来煩悩が多い彼は大いに悩んだ末にそれを実行するが、彼が僧籍を抜いて会いに行く前に彼女が戒律の厳しいベネディクト会に入信したと聞き怒り狂って酒場を破壊しつくした後、修道院から彼女を脱走させてしまう。

という他愛無い内容で、およそ神父らしくない煩悩ぶりと粗暴さを笑いの肝としている。しかし、ドロンとのコンビ作が多いジャック・ドレーが監督をしているのが寧ろネック。ドレーは描写が鈍重で、それが効果を発揮するところも得意の犯罪映画ではあるが、やはり軽妙さとおとぼけ感が求められる本作のような内容にはちと辛い。ドロンとのコンビ作がある中では洒落っ気のあるジョルジュ・ロートネル辺りが適任で、或いはジャン=ポール・ベルモンドとのコンビ作が多いフィリップ・ド・ブロカならもう少し面白くなっただろう。

「卒業」を意識したような幕切れも呼吸よからず、楽しめない。作品内容とは逆に、アラン・ドロン君が元妻によりを戻せと迫ったような作品と言うべし。既にパートナーだったミレーユ・ダルクが何と思ったか知らないが。

ドロン氏、アメリカで出演したコメディー群も評判がよろしくない。個人的には評価できる作品もあるが、概して喜劇とは相性が悪いと言うべし。

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