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zoom RSS 映画評「フリー・ファイヤー」

<<   作成日時 : 2018/06/20 09:08   >>

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☆☆(4点/10点満点中)
2016年イギリス映画 監督ベン・ウィートリー
ネタバレあり

スケジュールが空いた時の為に予備に録っておいた作品だが、案の定(?)収穫ならず。少なくともお話は全く面白くない。

1978年のボストン、IRAの連中が仲介役と一緒にある工場倉庫へ赴き、南アの武器密輸商人グループと取引をするが、互いの取り巻きの中に前に個人的喧嘩をした連中がいた為にグループごとではなく、疑心暗鬼も絡んでもっと複雑な形にばらけて、撃ち合う羽目になっていく。

というお話は「レザボア・ドッグス」に比較的近い。あの映画には回想シーンもあったが、こちらは倉庫外へ出ないワン・シチュエーション。この類は優れた捻りがあり、良い感覚で進めればゴキゲンになれるケースが多いが、この作品には大した捻りがないと言うしかなく、皮肉さを示そうとしたらしい幕切れも呼吸よろしからず全く締まらない。

何と言っても、登場人物が全編這いずり回っているだけのような絵面がつまらない。敵対するグループが幾つかに分れたことから誰が誰と敵対しているのかもよく解らず、それを含めて誰が誰に向けて発砲しているのかも碌に解らないのだから面白くなりようもないだろう。

IRAというのが時代を感じさせるが、特にそれが強調されているわけでもないので得点源とならず。激しい抗争の中ジョン・デンバーののんびりした歌が実際音楽として使われ、撃ち合いの場面ではそれにふさわしいフリー・ジャズのようなBGM、最後にはプログレッシブ・ロック風のBGMがかかるのが楽しい程度である。

出演陣も少し知っている程度の顔ぶれ。折角の紅一点ブリー・ラースンもつまらず、秀作「ルーム」とは比較すべくもない。

タランティーノ・チルドレンですかな。

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