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zoom RSS 映画評「ダウンタウン物語」

<<   作成日時 : 2018/04/09 08:21   >>

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☆☆☆☆(8点/10点満点中)
1976年アメリカ映画 監督アラン・パーカー
ネタバレあり

1973年くらいから数年間1920年代から1930年代を舞台にした映画が流行るノスタルジー・ブームがあった。「スティング」や「ペーパー・ムーン」が代表的なところである。もしかしたら「ゴッドファーザー」から始まるマフィア・ブームと関連するのかもしれない。

本作は、「小さな恋のメロディ」(1971年)のデーヴィッド・パットナムとアラン・パーカーの製作・脚本がコンビが再び子供を主人公に作った誠に楽しい作品である。冒頭にノスタルジー・ブームについて言及したのは、本作が1976年に作られ、子供が主人公なのに1920年代から30年代のギャングのお話になっているから。
 実物を観ないと「???」だろうが、実際には子供たちが学芸会でギャングを演じている風情。子供だから、マシンガンから飛び出るのは弾丸ならぬクリームで、終盤の大騒ぎに至る前に、これがアメリカ映画でよく見られるパイ投げのヴァリエーションであることに気づかされる。車も三輪車に本物みたいなボディーを付けたものというご愛敬。

主人公の名前はバグジー・マローン(スコット・バイオ)、有名なギャングのバグジー(本名ベンジャミン・シーゲル)をもじっているのだろう。その恋人になるのが歌手志願のブラウシー(フローリー・ダッガー)で、彼女を採用するギャングのボスがファット・サム(ジョン・カッシーシ)、その愛人になるのが歌手タルーラ(ジョディー・フォスター)。「タクシー・ドライバー」の少女娼婦で観客をびっくりさせたジョディーが今度はもっと本格的な妖艶さでびっくりさせた。

ギャング映画に加えてミュージカル仕立てでもあり、本作がメガフォン・デビューのアラン・パーカーの着想に座布団三枚くらい進呈したいところ。パーカーはその後硬派な社会派映画も作り、実に多彩な才人だが、最近はご無沙汰でござります。

子役たちの演技は充実しているが、その後に目を向けてみると、ジョディー・フォスターは別格として、ベイオ君がその後幾つかの映画で見られた以外、他の子役は目立った活躍なし。世の中厳しいデス。

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ダウンタウン物語
禁酒法時代のニューヨーク。 勢力争いをしていた2つのギャング団の対立抗争は、ますますエスカレートするばかりだった。 出演者は全員子供のギャングドラマ。 ...続きを見る
象のロケット
2018/04/21 08:14

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