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zoom RSS 映画評「アルマゲドン」

<<   作成日時 : 2018/03/21 08:48   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
1998年アメリカ映画 監督マイケル・ベイ
ネタバレあり

たった20年前に(笑)観た作品なので、再鑑賞するにはちと早いのだが、数年前に良い画質で録ったものが日本語吹き替え版と知ってがっかり、削除する前に観ておこうというわけ。まずHDDからリライタブルのブルーレイに落とし、これもスペースを作りたいのでこの文章の投稿後に削除する。
 近所の人はトム・クルーズの映画が字幕版でしか手に入れられなくてがっかりしていたが、アニメ以外の洋画は原語版で観なければならないということを承知させねばなるまい(笑)。何故なら、演技評価の対象は俳優ご本人の口跡であって、声優のそれではないからである。
 日本の声優は優秀だが、だからと言って映画鑑賞において良いというわけではない。さらに、専門の声優の優秀性についても異論があって、僕はプロの声優の吹き替えが嫌いである。俳優や芸人の方が良い。普通の人の話し方に近いのである。上手いから良いというものではないということだ。
 世の人は映画に妙にリアリティーを求めるのに、話し方となると逆となっている気がする。そういうわけで、僕はスタジオ・ジブリなどのアテレコ起用に対し批判が出るのが全く理解できない。それを商売としている声優が文句を言うのなら解るが。

前置きが長くなりましたが、簡単にお話。

地球に小惑星が接近、放置しておくと6500万年前に殆どの生物を滅ぼした小惑星衝突以上の被害をもたらす衝突が起きると判り、NASAが動き出す。猶予期間は僅かに18日。
 こんな寸前にならないと小惑星の存在が解らないということは1998年の技術でもなかったのではないかと思うし、アメリカだけが解って他の国が全く解らないというのも他国の技術を全く馬鹿にしている。科学的な初歩的なミスはこの他にも相当多いが、大体映画は文系向けに作られているので、理系の人のみが気づくようなものはどうでもよろし。

NASAは核爆弾を小惑星内部で爆破させる以外に衝突を避ける方法はないと考え、アメリカ有数の掘削屋ブルース・ウィリスとその部下11名を起用、即席的に宇宙飛行士訓練をして本当の飛行士ウィリアム・フィクトナーと共に宇宙に放つ。ロシアの宇宙船とドッキングした後次々と問題が発生、さて彼らはこの任務を遂行することができるだろうか? 

というお話は、20年前は全く大味で、ほぼ同時に作られ同じように惑星衝突をテーマにした「ディープ・インパクト」よりつまらないと思ったが、今回は以前観た時より楽しめた。多分昨今のこの手のSFアクションがもっとだらしないからという理由と、父(ウィリス)と娘(リヴ・タイラー)のお話に、この間に両親を失った僕の琴線を打つところがあったということであろう。
 とは言え、掘削屋としての腕前を別にすると程度の低い連中の騒動に尺を費やす代わりに、シチュエーションを描き込んでもう少しシリアスに処理したほうが準SFとしてサスペンスフルな作品になったと思われるので、大いに褒めたいというところまでは行かない。

最近は役者として大分面白味が出てきた娘婿(になる)ベン・アフレックは当時は腑抜けた演技しかできなかったが、吹き替えした声優の喋り方のせいで益々間が抜けている感じ。彼らが出発前に歌う「悲しみのジェット・プレーン」も吹き替えではまるで間が抜け、何の曲かよく解らなかった。やはり吹き替えはダメだ。

大昔、映画が磁気録音になる前(主に1950年代半ば以前)フィルムにはBGMと効果音と台詞が一体で記録されていたので、TV放映用に吹き替える時(トーキーのごく初期を別にすると、昔はアニメ以外の洋画に吹き替えはなかった)音楽も一緒に変えるということがたまにあった。昔の「スクリーン」を読むと、「これこれの作品に使われた音楽はあの映画の音楽ですよね?」などという質問があったことを懐かしく思い出す。若い人は信じられんじゃろ。

吹き替えのメリットは情報量の多さと、一般の日本人であれば字幕を追わなくても済むので画面に集中できること。だから、最初原語版で観、次に吹き替え版で、そしてもう一度原語版で観ることができれば、映画鑑賞としてはベストだ。一番良いのは、英語が解ること。TOEIC満点でも映画の英語は聞き取れないと言うが、半分は嘘である。

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2018/05/20 09:15

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