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zoom RSS 映画評「トリプルX:再起動」

<<   作成日時 : 2017/10/06 09:03   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2017年カナダ=中国=アメリカ合作映画 監督D・J・カルーソ
ネタバレあり

僕にとってはそれほど昔ではないが、14、5年前に観た「トリプルX」(2002年)シリーズの第3作。二作目は観ていないと思ったら、日本劇場未公開だった。WOWOWも買わなかったのかもしれない。実質的に、第2作からも10年以上経っているので、僕の言う【昔の名前で出ています】映画または【リサイクル】映画である。

世界中の軍事衛星をコントロールできる“パンドラの箱”と呼ばれる装置が何者かに奪われて、実際に落とされてしまう。敵はこれを人質に世界を支配しようとするわけだが、具体的な目標がよく解らないのが作劇的に弱い。
 最初の撃墜で被害者になったサミュエル・L・ジャクスンがかつて立ち上げたトリプルXが再結集し、装置奪還を図る。メンバーは、エクストリーム・スポーツの達人ヴィン・ディーゼル、女射撃手ルビー・ローズ以下だが、何やらよく解らない腹の探り合いのような形で顔ぶれが揃っていく。
 やがて、悪党は合衆国中枢にいることが判明、現在トリプルXを率いる女司令官トニ・コレットも、彼らがその悪党を倒して装置を奪還すると、野心家の正体を現して彼らを始末しようとする。

スポーツマン・ヴァージョンの「アベンジャーズ」という感じで、如何せん、物語が弱体。悪党の目標が曖昧なので、映画の目標も曖昧になり、作品としての求心力がないのが一番の難点と言うべし。加えて、サスペンスに必要な緩急の【緩】の部分がだれすぎてもたつき、大いに退屈させられる。

序盤の編集はかつての「007」を髣髴として悪くないが、全く信用できないD・J・カルーソが監督なので本番に突入すると気が抜け、なかなか派手で一通り楽しめるアクション場面も何だかよく解らないところが目立ってくる。まあがっかりというより張りぼての実力(笑)発揮の一編。それでも僕は人が良いから、上くらいの星は進呈してしまうのである。

お盆にやって来た義兄が、僕が「ミーハー映画ばかりで映画ファンが観る映画が減っている」と言ったことを受けて、「古い映画をリバイバルしたほうが良いんじゃないのか」と反応。全くその通りなのである。

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『トリプルX 再起動』
□作品オフィシャルサイト 「トリプルX 再起動」 □監督 D・J・カルーソ□脚本 F・スコット・フレイジャー□キャスト ヴィン・ディーゼル、ドニー・イェン、ディーピカー・パードゥコーン、      クリス・ウー、ルビー・ローズ■鑑賞日 2月26日(日)■劇 場... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2017/10/06 09:14
「トリプルX:再起動」
12年ぶりの「トリプルX」シリーズなのだそうだ。この人が出るならどんな端役であってもとりあえず劇場に足を運ばずにはいられない俳優がいたとして、私にとってそれは正にヴィン・ディーゼルとドニー・イェンなのである。そして彼らが端役である事は近年まずあり得ないから、もうマルヒツで劇場に足を運ぶしかない訳なのである。この「盆と正月がいっぺんに来た」感は、香港映画などではよく接することがあるのだけれど、ヴィン・ディーゼルとドニー・イェン、どちらもアクションスターであったとしてもハリウッドスターと中華明星が一... ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2017/10/06 12:38
トリプルX:再起動 ★★★★
エクストリーム・スポーツのスーパー・スターが、アメリカ政府のスパイとなって活躍する「トリプルX」シリーズの第3弾。ヴィン・ディーゼルが1作目以来のシリーズ復帰を果たし、再び政府の極秘エージェントとなった主人公ザンダー・ケイジが最強の敵を迎えて繰り広げる... ...続きを見る
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