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zoom RSS 映画評「マイ・ベスト・フレンド」

<<   作成日時 : 2017/09/09 08:53   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
2015年イギリス映画 監督キャサリン・ハードウィック
ネタバレあり

WOWOW【W座からの招待状】にて鑑賞。同枠には珍しい純ドラマ作品である。

ドリュー・バリモアとトニ・コレットは子供の頃から仲の良い大親友だが、二人の子供に恵まれているトニに対し、ドリューは現在まで子供作りに励む毎日。ところが、トニが末期に近い乳癌を患っていることが判明、治療を開始するも効無くやがて全身に転移し、死亡する。

というのが大筋で、少し細かいところでは、体外受精に成功しこれから子供を産もうとしてるドリューは、トニが子供もいるのに憧れの地・ヨークシャーのホテルにうさばらしの為に浮気に行ったのを知り怒りを覚えて仲違いするが、彼女の出産に重体の身を押して駆けつけるのもまたトニである、なんて展開がある。

一つの生が終わるのと入れ替わるように別の生が始まるというのが、この手の作品の判で押したような作劇で、ここから推しても物凄く工夫をした作品とは言いにくいが、「トワイライト」シリーズで余り良くない印象のあるキャサリン・ハードウィックとしては無難に進行し、一応好感を覚えさせる出来栄え。末期がんそれも乳癌を患った女性や、子供をなかなか授からない女性の心情がなかなか的確に捉えられていると思われ、極めて女性ファン向けと言うべし。

個人的には、1981年のアメリカ映画「ベストフレンズ」で親友の片割れを演じたジャクリーン・ビセットがトニの母親役として出てくるのにニヤニヤ。若いファンにはちと分らないお楽しみだ。体型が昔とほとんど変わらないのがアメリカ人には珍しく、感嘆しました。

原題には出てこない「フレンド」。的外れではないけれど、日本人は友情・友人という言葉がお好き。

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マイ・ベスト・フレンド ★★★
トニ・コレットとドリュー・バリモアが幼い頃からの大親友を演じる感動ドラマ。思わぬ試練に直面した親友2人の、それでも変わらぬ深い友情を笑いと涙で綴る。共演にドミニク・クーパー、パディ・コンシダイン。監督は「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」「トワイライト〜初恋〜」のキャサリン・ハードウィック。 あらすじ:ジェスとミリーは小学校の時からの大親友。やがてミリーは恋人のキットとできちゃった結婚で幸せな家庭を築き、ジェスも環境保護活動で出会った整備士のジェイゴと同棲して幸せな毎日を送る。そんなジェス... ...続きを見る
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なんか飲みたい
2017/09/23 10:40

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
>キャサリン・ハードウィックとしては無難に進行

 ヤフー映画の若い女性と思われるコメントに、「この作品は、テーマが、誰が料理しても不味く作るのが難しいカレーライスのようだ」
(だから、出来上がりもそこそこで、ここでしか味わえないというものは出せていない)( )内は僕の補足です。
というのがあって、なかなか頼もしくニヤニヤしながら読みましたねぇ・・。

また、同じく若い女性の感想ですが、トニ・コレットの病気を言い訳にして相手を振り回す態度や不倫が許せない!というのもけっこうありまして・・。

 男の僕から見ると、死を前にして、自分のことを美しいと認めてくれる異性との一夜は、女として最も確認しておきたい重要事項なのではとも思います(つまり、アリです)・・。
けれど、もちろん、子供や夫を忘れたわけではない(その一夜だけは心の外に置いていたでしょうが・・)

 巷を騒がしている斎藤由紀の場合でもそうですが、不倫は倫理的には罪だけれど、人間らしい過ちではあっても犯罪ではないから、世間の人が斎藤由紀に対して「不倫するなんて酷い、やめろ!」とは言えないわけなんですがね・・。
彼女の場合は、離婚のできないモルモン教徒でありながら過去にも2度、同じようなことをしているのも世論の火に油を注ぐことに・・。

これも、ふた昔前なら、「恋多き女優・・」程度で済むところですが・・時代ですね。
まあ、こんなことで騒げること自体、幸福な社会だともいえるのですが・・。
浅野佑都
2017/09/11 19:46
浅野佑都さん、こんにちは。

>なかなか頼もしく
なかなか鋭くもあり、素敵でもある、分析ですね。こういう鑑賞者が多ければ、良い映画が増えていくでしょう。

>不倫は倫理的には罪だけれど、人間らしい過ちではあっても犯罪ではない
同意いたします。
 日本でも戦前までは犯罪だったわけですが、それを犯罪でなくしたところに人間の進歩があったわけです。しかるに、どうもバブル崩壊後くらいから日本人の保守化というか、寛容のなさが現れ始め、ここ数年の不倫(昔は不貞と言いましたね)への風当たりは強すぎますよね。
 人間の業、という以前にパートナーが大きな問題を持つ人間であるなどすれば、それよりベターな人間に惹かれ若しくは逃避するのが人情でありましょうよ。
 映画の登場人物の人間性を云々する人々には言いたい、「人のふり見て我がふり直せ」。それより「他人には優しく、自分には厳しく」でしょうか。
オカピー
2017/09/11 23:34

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