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zoom RSS 映画評「歌声にのった少年」

<<   作成日時 : 2017/08/23 11:13   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
2015年パレスチナ=イギリス=エジプト合作映画 監督ハニ・アブ・アサド
ネタバレあり

半年くらい前に観た「ロック・ザ・カスバ! 」は、イスラム教の男女差別の下、一人のアフガン少女がTVの歌コンテスト番組で勝ち進んだ実話を基にした作品だったが、本作はその男性版のような実話。日本でも10週勝ち抜くとレコード歌手になれるという番組があったが、この手の番組は世界中にあり、現在イスラム圏でも盛んなようである。本作はパレスチナ製(英国やエジプト等との合作)というのが珍しい。

姉ヌール(ヒバ・アタッラー)や近所の男児二人とバンドを組んで結婚式歌手を気取っていた少年ムハンマド・アッサーフ(カイス・アタッラー)は、程なく重篤な腎臓病を発症した姉を失い、7年後歌声の素晴らしさをを信じていた亡き姉の期待に応えるために、エジプトで行われているコンテスト番組に参加しようと、偽造ビザまで使って出国、実力を発揮して勝ち進む。

映画製作が少ないであろうパレスチナ製らしく素朴な作風が良い。とりわけ少年時代の描写が溌溂としていて、印象深い。大学時代になると、そうした魅力は薄くなっていくが、偽造ビザを使っての出国、チケットなしで現場に潜入、パニックで入院などに主人公の真剣さが如実に感じられ、胸を熱くする。

個人的に、歌唱力は安易に比べられるものではないと思っているので、歌のコンテストは好きではないものの、人情話として好ましい作り。

邦題は、意味不明。日本語として成立していない気もする。

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歌声にのった少年 ★★★・5
他界した姉との約束を果たすべく、スター歌手になる夢をかなえたパレスチナ人少年の実話を映画化。主人公のモデルとなったのは、人気オーディション番組「Arab Idol」に出場してスーパースターとなり、現在も歌手を続けながら国連パレスチナ難民救済事業機関に関わるムハ... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2017/08/23 20:08

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