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zoom RSS 映画評「これが私の人生設計」

<<   作成日時 : 2017/05/02 08:18   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2014年イタリア映画 監督リッカルド・ミラーニ
ネタバレあり

マイケル・ムーアが有給休暇がふんだんにある国として感心していたイタリアの弱点は、今や後進的と言って良い男尊女卑であることであった。日本もひとの国のことは余り言えないが、周囲を男女平等を基調とする国に囲まれながらイタリアはこの因循な傾向に頑張っているようである。

幼少の時から美術と建築に天才的な才能を示し世界各地を飛び回る建築家になった独身美女セレーナ・ブルーノ(パオラ・コルテッレージ)が、何を考えたか、不況の祖国イタリアに戻る。ところが、各国で評価されてきた彼女も女性建築家などまかりならんという祖国では不採用となり、仕方なくレストランのウェイトレスをしながら、公募されている公営団地のリフォーム案採用を目指す。
 見事合格を果たし、ある建築会社に所属して仕事を進めることになるが、彼女が採用されたのも選考者にブルーノ・セレーナという男性と勘違いされた為で、それを逆手にとってその男性の秘書として登社するのである。
 そして、大変な色男なのにゲイでがっかりさせられたレストランのオーナー、フランチェスコ(ラウル・ボヴァ)を必要に応じてTV会談に出してなんとか誤魔化すのだが、彼が実際に社に現れた時に旧弊な社長の態度に怒り心頭に発し、事実を打ち明けてしまう。

実在する女性建築家の経験にヒントを得て着想したお話らしいが、嘘が中盤以降笑いとサスペンスの基幹をなす典型的なシチュエーション・コメディーとなっている。それなりに楽しいものの、アメリカのシチュエーション・コメディーを多数観てきた僕には、どちらか言うと韓国映画の乗りに近い感じで些か泥臭く感じられてしまう。男性優位社会をコメディー形式で揶揄しようという狙いは悪くないので、肝心のお笑いのほうがもっときちんとしていれば、もう少し高く評価できたところだが。
 僕はともかく、日本での評判はなかなか良いらしい。日本がイタリアに近い環境にあるからだろうか?

残念ながら主題歌はパフィーじゃない。それにしてもあの曲はビートルズ大全だったなあ。

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