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zoom RSS 映画評「ソフィー・マルソーの秘められた出会い」

<<   作成日時 : 2017/04/14 09:15   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2014年フランス映画 監督リザ・アズエロス
ネタバレあり

WOWOWのパンフレットでは日本劇場未公開かどうか解らず不便をしているが、【ジャパン・プレミア】と記されているものに限っては「ビデオ等を含めて日本初紹介」という意味なので便利。これが付記されている作品は滅多に観ないが、この作品は、僕の世代(厳密には少し後輩の世代)の洋画アイドル、ソフィー・マルソーの名に釣られて観てみた。

3人の子持ち(長女は留学中の大学生?)の女流作家ソフィーが、パーティーで知り合った刑事弁護士フランソワ・クリュゼと意気投合する。彼女は、配偶者のいる男を「玉なし野郎」と敬遠しているが、夫との離婚処理の問題もあってイライラしている中、既婚者と知りつつ思わずなびいてしまう。
 彼の方は二人の子供を設けた妻を憎からず思い、時々口喧嘩をする程度。旅先で偶然女流作家と再会した彼は、逢瀬を暫し楽しんだ後、彼女が娘の電話に出ている間に「君とは永遠でいたい」と置手紙をして去っていく。

現在の作品だから多少汚い言葉も出て来るが、全体としては中年男女の火遊びを品良く描いた小品(82分)という印象。
 内容の部分では、ちょっとした心理の綾を交え、“量子論”的な解釈で弁護士が二人の女性(ソフィーと妻)を同時に違う場所で愛する場面を想像するという洒落っ気もあるし、技術的には、ヒロインが家のカーテンを開けて進んでいくとクラブの現場になるという形での場面転換や、二人が逢瀬をする場面でのマルチカットの洒落た使い方など、妻役で出演をし脚本も書いている女流監督リサ・アズエロスが色々と工夫をしているが、感覚が少し古めかしい。音楽を含めて60年代後半から70年代の感じである。

といった次第で、ソフィーが若ければ公開に至ったであろうが、昔と殆ど変わらないとは言えども、五十路寸前の彼女ではお蔵入りもやむなしといった出来栄え。

「パリのめぐり逢い」などを懐かしく思い出す。

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