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zoom RSS 映画評「チリ33人 希望の軌跡」

<<   作成日時 : 2017/03/31 08:58   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
2015年チリ=アメリカ合作映画 監督パトリシア・リゲン
ネタバレあり

2010年チリの鉱山で起きた落盤事故の映画化である。日本でも連日のように紹介されたので、記憶されている方も多いだろう。

現場監督により安全面の問題を指摘されていたコピアポの鉱山で落盤が起き、33人の鉱夫が地下700mに閉じ込められる。落盤そのものでの被害は事実上ないが、避難所も迂回路もない為、彼らは生還を絶望視する。
 33人の生死も不明の中、若い鉱山相(ロドリゴ・サントロ)は、掘削の第一人者(ガブリエル・バーン)と一致協力して、まずドリルで生存を確認する為の穴を掘り続け、18日目に遂に目的を達する。
 8cmの小さな穴を通して彼らは生存を伝え、かくして本格的な救出に入っていくが、エンパイアステートビル二つ分の巨大岩石が邪魔をしている為、地上の二人は知恵を絞ることになる。最終的に彼らは一人の死者もなく、事故より69日目に救出される。

地上では家族が安否を心配し、関係者が知恵を絞る様を、地下では小さな不和はあるものの、マリオ・セプルペダ(アントニオ・バンデラス)がうまく関係を調整し、生存することを可能ならしめるチーム・ワークが生じる様を描き、結果は解っていてもなかなか見応えがある。

パトリシア・リゲンという女性監督が、昨日の「天国からの奇跡」に続いて、素直なタッチで進めているが、そのタッチが実話物としての実感を損なわないという面に奏功している。軌跡というよりこれもまた奇跡であるが、どちらのお話においても、それを生み出すのは関係者の諦めない気持ちである。無理やり神や宗教に結びつける必要はない。

【奇跡】VS【軌跡】の勝負は【軌跡】の勝ち。今日の甲子園は大阪決戦。

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