プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画評「テラフォーマーズ」

<<   作成日時 : 2017/03/28 08:02   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 0

☆☆(4点/10点満点中)
2016年日本映画 監督・三池崇史
ネタバレあり

アメコミの映画化作品もSF映画と言うには躊躇してしまうが、日本には“SF映画”らしいSF映画が殆どない。本作のような作品に比べれば、あちらさんは十分SF映画である。

人口爆発で行き詰った21世紀、地球人は火星へ移住計画を開始、その時に苔とゴキブリを移植して環境を改善する。500年後、日本はプロジェクトを完成させるために、訳ありの日本人15人(伊藤英明、山下智久、武井咲、山田孝之、菊地凛子など)をゴキブリ退治に駆り出すが、彼らが見たものは知性を発達させ人間スタイルに進化したゴキブリである。びっくりする間もなく更に驚いたことに、彼ら自身がゴキブリ団に対決する為に個別に様々な昆虫のエキスを備えた半人半虫となっているのだ。

以降はその戦いぶりということになるが、乱暴にまとめれば「仮面ライダー」を戦隊もの化したようなものである。ナレーションによる各メンバーの紹介は、先日の「HK/変態仮面」同様「仮面ライダー」などを想起させ、パロディーの趣と言うべし。

しかし、登場人物同士のつまらない対立関係や過去やらを交えた湿っぽさがいかにも日本的で気勢が上がらず、日本はこの手の作品を作るべきでないとさえ言いたくなってくる。ある程度先が見える中での終盤の冗長さにはイライラさせられること請け合い。
 一種のマッド・サイエンティストに小栗旬が扮し、続編製作を匂わせる幕切れになっているが、僕はもう見ない。

原作は貴家悠(作)=橘賢一(絵)によるコミック。

昔の人が想定したほどの人口爆発は起こらない。先進諸国では出生率が2を下回り、開発途上国もやがてそうなる。100億人あたりで打ち止めになるだろうというのが最近の有力な説らしい。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
テラフォーマーズ〜頭隠して足裏隠さず
公式サイト。英題:Terra Formars。貴家悠、橘賢一原作、三池崇史監督。伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子、滝藤賢一 ... ...続きを見る
佐藤秀の徒然幻視録
2017/03/28 15:01
テラフォーマーズ ★★★
環境の地球化を目的に送られた火星で異常進化して人類の脅威となった驚異の生物テラフォーマーと、その駆除のために火星に送られた様々な昆虫の特殊能力を持つ人間たちの壮絶な戦いを描き大ヒットした同名コミックスを三池崇史監督が実写映画化したSFアクション。出演は... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2017/03/28 15:38
『テラフォーマーズ』('16初鑑賞42・劇場)
☆☆−−− (10段階評価で 4) 4月29日(金・祝) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 16:35の回を鑑賞。 ...続きを見る
みはいる・BのB
2017/04/02 20:24

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
映画評「テラフォーマーズ」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる