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zoom RSS 映画評「シーズンズ 2万年の地球旅行」

<<   作成日時 : 2017/01/08 09:06   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
2015年フランス=ドイツ合作映画 監督ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾー
ネタバレあり

人工的な映像はほぼないからドキュメンタリーの資格はあるが、それを自在に組合わせて文明を持った人間により地球がいかに変えられてきたかという歴史を見せるわけだから、劇映画と言えないこともない。余り例がなかったタイプの作品という点で興味は持てる。

20000年前に氷河が解けて森が出現し、そこに弱肉強食に則った自然環境が出来上がる。やがて人間は狩猟生活を止めてオオカミなどを家畜化、田園を作り出すため森を切り開くことで環境が強制的に変えられ、現在に至る。

地球を北から南へ下っていけば、中緯度地帯の20000年に渡る自然の変遷を辿れる・・・という着想自体は誰でもできそうだが、それを実際に映像で表現するのはなかなか根気が要りそうだ。

僕は言葉が非常に限定的なフランス語版で見たので関係ないのだが、日本での評判が欧米に比べて悪いのは、吹き替え版の笑福亭鶴瓶のせいだろう。また、日本には環境保全に傾倒している人が少なく、自然と人間の共存を訴える説教臭い部分を好かない人が多いせいかもしれない。

子供時代から紙を大切にしてきた僕は環境保全は大事なことであると思う一方、40歳くらいから人間も自然の一部であり、人間が地球をダメにするならそれも自然の要求なのだろうと考えるようになった。自然と人間は対立するものではないのだ。だから、本作のような主張には僕も鼻白む感じがあり、「ディープ・ブルー」(2003年)のように自然に身を委ねさせるような作品のほうが好ましい。

人間そして自国のことしか考えないトランプのような人間は程度が低いとは思いますがね。

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