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zoom RSS 映画評「特捜部Q キジ殺し」

<<   作成日時 : 2017/01/04 08:49   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2014年デンマーク=ドイツ=スウェーデン合作映画 監督ミケル・ノルガード
ネタバレあり

デンマーク版「相棒」として楽しんだ刑事ミステリー第2弾。出来栄えは大して変わらないような気がするが、新味がなくなったことと、過去とのスイッチバックがややうるさい感じがするので、採点的にはかなり低く抑えた。
 また、鑑賞時インフルエンザの薬を服用中で、10分もすると眠くなり何度も中断する形になったのも損をしている。作品のせいではないので「悪しからず」といったところだ。かと言ってもう一度観る気にもなれない。

監督と主演お二人は前作より変わらず。

未解決の事件を解決に導く特捜部Qの刑事カール(ニコライ・リー・コス)が、助手のアラブ人アサド(ファレス・ファレス)と、20年前に起きた大学生兄妹殺害事件の真相について調べることになる。
 犯人として逮捕されたものの3年後に釈放された男を弁護したのが富豪しか雇わない弁護士である事実、兄妹の父親で自殺した元警部が残した膨大な資料、新しい秘書(ヨハンネ・ルイーズ・シュミット)が持ち込んだ通報女性キミー(ダニカ・クルチッチ)の謎めいた行動から、兄妹と同じ学校に通っていた大物実業家二人ディトリウ(ピルー・アスベック)とウルレク(ダーヴィッド・デンシク)の存在が浮かび上がる。キミーは彼らの暴力の第3の被害者であり、二人への復讐のチャンスを狙っていたわけで、刑事の協力者になっていく。

というお話であるが、現在の作品であるからそう単純な構図では終わらない。実はキミーはディトリウへの愛情を禁じ得ず、為に我々常識的な人間には些か残念と言わざるを得ない幕切れが待っている。個人的には後味が悪く、これも気に入らない点であった。

主人公は「相棒」の杉下右京と違って天才型ではなく、「砂の器」の刑事のように足で調べ上げる地道派で、その積み重ねに捜査ものとしての面白さがあるのだが、今回は北欧の重い空気が沈殿しすぎて映画全体の展開ぶりも鈍重の感を否めないのである。

何故か奥村チヨの「北国の青い空」を思い出した。懐かしいねえ。

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