プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画評「X−ミッション」

<<   作成日時 : 2017/01/15 09:05   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 5 / コメント 0

☆☆★(5点/10点満点中)
2015年アメリカ=ドイツ=中国合作映画 監督エリクスン・コア
ネタバレあり

先日の「シーズンズ 2万年の地球旅行」はドラマもどきのドキュメンタリーだったが、捜査もの「ハート・ブルー」をリメイクしたこちらは、ドキュメンタリーみたいな劇映画である。スパイ映画という名目で見させられたが、そんなムードは全くない。

命がけのエクストリーム・スポーツのアスリートだったルーク・ブレイシーがバイクで峡谷を飛び渡る冒険をしている時に友人を失ってリタイア(ヒッチコックの「めまい」の始まりに酷似、多分パクリ)し、数年後FBIの捜査官に応募する。折しもこのスポーツを利用した犯罪が連続して起きる。犯人は奪ったものを庶民に与えてしまうので営利的な犯罪ではない。
 このスポーツに詳しいブレイシーは、次の犯行場所を大波の来るところと予測し、大波の現場で主犯と思われるエドガー・ラミレスに接近、仲間に入ることに成功する。身分を伏せつつ過激な行動を取らないように説教するも馬耳東風、ブレイシー以下の仲間は鉱山の従業員を襲い、鉱山を爆破させる。

日本人若しくは日系人が始めた自然崇拝的な難行に心酔するこの連中は環境テロリストであるわけだが、環境問題を扱った映画を観るのは居心地が悪いし、何よりストーリーが弱い。オリジナルの「ハートブルー」もそれほどでなかった記憶があるが、脚本が「リベリオン」の凡才カート・ウィマーと知れば「むべなるかな」。

ドラマ部分以外は事実上アスリートのスーパーなパフォーマンスをそのまま捉えたドキュメンタリーで、とてもドラマ映画の映像とは言えない。とは言え、そのパフォーマンスとそれを捉えた画面は相当のスペクタクルなので、☆を二つくらいサーヴィスした。特に、命綱など道具を一切使わないロック・クライミングは凄い。劇映画としてでなければ、一応観る価値がある。

鯨より人間の命を軽く見ている矛盾だらけの環境テロリスト。日本人若しくは日系人に捕鯨船につっ込ませる逸話は程度の低いジョークだ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(5件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
X−ミッション〜自爆クラブ?
公式サイト。原題:Point Break。エリクソン・コア監督。エドガー・ラミレス、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パーマー、デルロイ・リンドー、レイ・ ウィンストン「ハートブルー(1991)」 ... ...続きを見る
佐藤秀の徒然幻視録
2017/01/15 10:04
16-165「X−ミッション」(アメリカ・ドイツ・中国)
これがオレの生きる道だ  Xスポーツのアスリートだったジョニー・ユタは、親友の死をきっかけに自らの人生を見つめ直し、FBIの捜査官となる。  折しも世界各地で、Xスポーツを駆使した謎の強盗事件が立て続けに発生、やがてXスポーツのカリスマ、ボーディ率いるアスリート・チームが捜査線上に浮かび上がってくる。  そこで、元アスリートのユタにこの集団に潜入し、犯罪の決定的証拠を掴むよう指令が下るのだったが。(「allcinema」より) ...続きを見る
CINECHANが観た映画について
2017/01/15 11:54
X-ミッション ★★★★
キャスリン・ビグロー監督作『ハートブルー』に着想を得た、アスリートによる犯罪集団への潜入捜査を敢行するFBI捜査官の活躍を描くクライムアクション。元アスリートの捜査官がミッションを遂行する一方、命知らずの犯罪者との間に信頼と友情が生まれるさまを活写する。『カルロス』などのエドガー・ラミレスや『スパイ・レジェンド』などのルーク・ブレイシーのほか、サーフィンやスノーボード界などの有名アスリートがスタントとして出演。CGを使用しない生身のアクションの迫力に興奮。 あらすじ:以前アスリートだったFBI捜... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2017/01/15 19:48
『X-ミッション』('16初鑑賞17・劇場)
☆☆☆☆− (10段階評価で 8) 2月20日(土) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン4にて 14:40の回を鑑賞。2D・字幕版。 ...続きを見る
みはいる・BのB
2017/01/15 20:17
「X-ミッション」
エクストリームスポーツというのは、人知の限りを尽くして過激に華麗に技に挑戦するスポーツ。スノボ、サーフィン、マウンテンバイク、スカイダイビングなど、普通に競技していても危険を孕むスポーツを、生命を賭けてより難易度の高いコースに挑戦して行く。そんなエクストリームスポーツ界でも屈指の実力を誇るジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)が、親友の死をきっかけにこれまで生きてきた世界を捨てFBIに入局する。そこで起こった犯罪に対して、エクストリームスポーツのプロフェッショナルならではの独自の推理を展開し、潜入... ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2017/01/16 16:31

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
映画評「X−ミッション」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる