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zoom RSS 映画評「ロビンとマリアン」

<<   作成日時 : 2017/01/11 09:03   >>

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☆☆☆☆(8点/10点満点中)
1976年イギリス映画 監督リチャード・レスター
ネタバレあり

約40年ぶりの再鑑賞。
 40年前二度とスクリーンでお目にかかれないと思っていたオードリー・ヘプバーンが帰ってきた。それだけで観に行ったファンが多かっただろうと思う。当時47歳だったが、痩身の人だけに老けるのが早かったのは事実。しかし、皴があっても、オードリーは美しいと思った。今回も恋人たるロビン・フッド(ショーン・コネリー)と再会する場面には当時のファン心理を重ね思わず泣けてきましたよ。

付き従ってきたリチャード獅子心王(リチャード・ハリス)が死んで、碌でもないジョン失地王(イアン・ホルム)が王位に就いたことに耐えきれず、ロビンは親友リトル・ジョン(ニコル・ウィリアムスン)と共に故郷のシャーウッドの森に帰って来る。恋人のマリアン(オードリー)は今や尼僧院長で、聖職者狩りをしている悪代官(ロバート・ショー)と求めに応じようとするところへ、ロビンが現れて彼女を連れ去ってしまう。彼は、代わりに他の尼僧たちが幽閉されれば、街まで出かけて奪還する。
 が、それが面白くないある貴族は失地王に願い出て代官にロビン一味を仕留めるように仕向ける。味方が農民だけで頼りにならないのを知るロビンは代官との一騎打ちを申し出るが、結局重傷を負う。それを目撃したマリアンは自ら服毒した後毒を与える。ロビンは死ぬ前に矢を放ち、「落ちたところに二人の墓地を作ってくれ」とリトル・ジョンに遺言を残す。

映画などで扱われるのは青年期のロビンたちであるが、本作では40代である。現在で40代と言えば中年の走りくらいだが、寿命が50年くらいであったろう当時の感覚であれば老齢と考えて良く、監督をしたリチャード・レスターらが考えたのは、高齢化社会が意識され始めた1970年代における老人問題ではなかったのか。
 最後に映し出される腐りかけたリンゴは老人を示しているはずで、「腐っても鯛」ならぬ「腐ってもリンゴ」たる高齢者のロマンスを素敵に見せてくれた。ロビンの放った矢が天に消えるように見えるのもパラダイスを想起させ、悲劇的な幕切れでありながら、幸福感を漂わせる。夢を追い求めて必ずしも実現できなかった人間がたどり着く境地のようなものをも感じさせる。

人口に膾炙したロビン・フッドの物語を使ってそういうテーマを扱う必要はなかったかもしれないが、有名な素材であるからこそテーマを深めることが出来たとも言える。好悪に左右されるレベルの問題で、正論はなさそうだ。序盤の扱いをリアルにしたことが、半ばファンタジーになる中盤以降に実感を持たせる結果に繋がったと思う。

ビートルズ映画以来ご贔屓のレスターはやはり才人と言うべし。

ロビン・フッドをウィリアム(ヴィルヘルム)・テルと混同する日本人が多い。こちらは英国、あちらはスイスだよ。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
「ロビンとマリアン」
この映画を初めて観たのは高校生のとき。 その当時は、名画座には友人と一緒に、普通の映画館には姉とよく行ったものだ。 ...続きを見る
或る日の出来事
2017/01/12 22:01

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タイトル
本 文

コメント(26件)

内 容 ニックネーム/日時
「007 ロシアより愛をこめて」では非常に機敏な動きで迫力がある格闘を見せたショーン・コネリーとロバート・ショー
この映画では(特にコネリーが)随分老けて動きが鈍くなってしまった・・・可笑しいような、悲しいような・・・そのあたりにもリチャード・レスター監督のセンスが感じられます

>喜多条氏の歌詞は、やはり4畳半のイメージ(笑)

こうせつがソロになってからの「旅立つ想い」もいいですよね
星降る前に洗った髪を君は夕焼けで乾かしていたね」

>最悪なのは、死んだあと「ああ、すっきりした」と思わせる親。わが両親はそうでなかった。

良いご両親だったんですね。
蟷螂の斧
2017/01/25 01:24
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>この映画では(特にコネリーが)随分老けて動きが鈍くなってしまった
僕の解釈では、この作品は、老人問題を扱ったものですから、それも計算のうちだったのでしょう。
 世間的には、軽い娯楽映画の監督と捉えるムキがあると思いますが、レスターは優れた監督と思いますよ。allcinemaに凡庸な監督というコメントがあったような記憶がありますが、へそが茶を沸かすコメントです。「ハード・デイズ・ナイト」は、ヌーヴェルヴァーグに匹敵すると思っています。面白いだけ余計に良いくらい。

>「旅立つ想い」
これも喜多条氏でしたか。
「洗った髪」・・・さすがに「神田川」でも銭湯を繰り出してきた彼だけのことはある。
 「神田川」ほど叙景的ではなく、叙情的ですかね。

>良いご両親
まあ、放任主義で、三人兄弟の進路なども本人に任せきり。それが良いか悪いかは、特に現在なら微妙なところですが、田舎ということもあり、自由に伸び伸びとやってきましたよ。そういう親の子供たちですから、自分で言うのは何ですが、ひねくれていず、喧嘩なんてものも殆どなかった。そりゃ口喧嘩は色々ありましたが、次の日には忘れているという感じ。
 兄に言わせると、若い時は両親は二人とも結構(兄に対して)気が短かったそうですが、多分それは兄が我儘だったからです(笑)。今でも多分一番我儘!
オカピー
2017/01/25 21:29
>悪代官

「ロシアより愛をこめて」では残忍で冷酷な目付きだったロバート・ショー。
この映画では澄んだ眼をしています
そして「ロシア〜」ではコネリーとショーの身長差(13cm)はあまり感じられませんでしたが、この映画ではよくわかります。そのあたりにもレスター監督のセンスが感じられます

>一番我儘!

総領の甚六ですな

>「神田川」ほど叙景的ではなく、叙情的ですかね。

オカピー教授の表現力には脱帽です
首を傾げて微笑む君の仕草は誰かに褒められたかい」の部分もいいですね
蟷螂の斧
2017/01/27 01:29
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>ロバート・ショー
悪代官(ロビン・フッドものではそういう設定)ながら、レスターはリアリズム基調を守るべく、類型的な悪役にしなかったですね。
身長差もそういうことでしょうかな?

>総領の甚六
甚だしい六でなしか(笑)
蟷螂の斧さんは、ハンドルネームもそうですが、語彙(慣用句)が豊富ですね。
知ってはいても、僕らの世代ではなかなか出て来ませんよ。
母親がよく僕に話した挿話。
(あんちゃんは)おもちゃが欲しくて道端に大の字になって動こうとしないので、そのままバスに乗ろうと歩き出すと、慌てて追いかけて来た・・・(笑)

>表現力
作文が苦手で、もう少しまともな文章を書こうと大学生になるや映画評を書き始めました。少しは進歩しましたか(笑)

>首を傾げて
良いですね。
かぐや姫とか南こうせつなどを聞くと、40年位前に思いが飛んで、センチメンタルになりますよ。年なのかなあ。
オカピー
2017/01/27 21:03
>レスターはリアリズム基調を守るべく、類型的な悪役にしなかったですね。

そうです。この悪代官は、どこか憎めない人でした

>「腐ってもリンゴ」

腐ってもジェームズ・ボンド・・・と言ったらコネリーに怒られますね
当時の彼は007作品を相当嫌っていました

>オードリー・ヘプバーンが帰ってきた
>当時47歳だったが、痩身の人だけに老けるのが早かった

最後の輝き・・・と言ったらヘップバーンに怒られますね
1980年代前半に来日したヘップバーン。あまりの変り様に昔ながらのファン達が驚いていました
でも晩年にユニセフ親善大使として活動した彼女は立派です

>かぐや姫とか南こうせつなどを聞くと、40年位前に思いが飛んで

解散後。こうせつのセカンドアルバム。すごくいいです

>(あんちゃんは)おもちゃが欲しくて道端に大の字
>慌てて追いかけて来た・・・

甘えん坊の兄ちゃんなんですね
蟷螂の斧
2017/01/28 22:20
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>007作品を相当嫌っていました
「007」関係のドキュメンタリーで、その理由や背景を説明していましたが、製作陣とゴタゴタがあったんだっけかなあ(もう忘れている!)。

>ユニセフ親善大使
偉かったなあ。
しかし、神様は残酷で、早くあの世に召された。

>こうせつのセカンドアルバム
僕はラジオにかかるシングルをポツリポツリと聞く程度で、さほど詳しくないのですが、もっとちゃんと聴いておくんだったなあ。
中学時代邦楽で一番好きだった井上陽水は全部持っていますが。
ベストで誤魔化すことにしますTT

>甘えん坊
今でもそういうところあります。
廃車にした愛車を引き取って貰わずに、家族から邪魔扱いされておりました^^
オカピー
2017/01/29 20:23
>神様は残酷で、早くあの世に召された。

ヘップバーンも無念だった事でしょう僕が一番好きな作品は「おしゃれ泥棒」ですテーマ曲も好きです。

>井上陽水

僕は「闇夜の国から」が大好きです

>廃車にした愛車を引き取って貰わずに

やっぱり甘えん坊だあ〜でも憎めない兄貴かも?
僕の兄貴なんぞは勉強が出来て出世するタイプだけど嫌われています

>製作陣とゴタゴタがあったんだ

あるいは、007作品だけで稼ぐ事の虚しさ(猪俣勝人先生の言葉)かも
蟷螂の斧
2017/01/30 20:58
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>ヘップバーン・・・一番好きな作品は「おしゃれ泥棒」
これ、結構人気がありますね。
彼女の全盛期の作品は秀作目白押しなので、ビートルズのアルバムや曲から一番好きなのを選ぶのと同じく、決めかねるところあり。
僕が一番繰り返し観ているのは「シャレード」です。

>井上陽水・・・「闇夜の国から」
おおっ。初期のシングル曲ですね。
初期の陽水は素朴ですが、今と同じく変なところもあって、
♪お前はあくびの顔で・・・
なんて当時誰も考えない歌詞でしたよねえ。
「自己嫌悪」なんて曲はもう通常の形ではオンエアできない。今ほど放送自粛用語にうるさくない時にもかかわらず、リクエストで流した後NHK‐FM(前橋)が慌てたらしい。

>憎めない兄貴
わが兄は高校くらいまでプラモデルに夢中で勉強を全くせず、出世コースと縁のない人間ですが、我が家の血筋ですから、真面目は真面目です。でも、我が家の人間としてはちと我儘(また言う・・・笑)

>007作品だけで稼ぐ事の虚しさ
勿論俳優ですから、他のタイプのキャラクターも演じてみたかったのでしょうね。
しかし、「ダイヤモンドは永遠に」で一回復帰した後、10年後くらいにシリーズにはカウントされない「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」に出演した時に首を傾げた人も多く、「二度と出演しない(ネバー・アゲイン)ともう言わないで(ネバー・セイ)」などと揶揄されましたっけ。
オカピー
2017/01/31 18:15
>「シャレード」

非常にスリルとサスペンスがある映画でした。ウォルター・マッソーが好演

>♪お前はあくびの顔で・・・

いいですよね。昭和60年代になってシングル盤レコードが再発売された「闇夜の国から」とのカップリングは「心もよう」。そちらの方がA面扱いで有名だと知って驚きました

>「自己嫌悪」

一度聞きたいです。

>我が家の人間としてはちと我儘

内弁慶?

>「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」に出演した時に首を傾げた人も多く

皆さんの反応は「何だよ?」って感じでした
でも、当時のCMで若山弦蔵さんの声で「世界を救えるのは私だけ」と言うのが良かったです
蟷螂の斧
2017/02/01 20:22
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>ウォルター・マッソー
まだ売れる前でしたが、純情な僕はこの人物に騙されましたよ。
この後喜劇俳優として売れっ子になる!

>「心もよう」
陽水は既に若者に大人気で一種の英雄でしたが、大人にまで知られるほど大ヒットしたのはこの曲でしたね。
完成度の高い曲と思います。ビートルズ・ファンが好きな曲に「イエスタデイ」を挙げないように、陽水ファンは挙げないでしょうけど。

>「自己嫌悪」
いや、歌詞が過激ということではなく、NHKが使用を自粛していた単語が二つほど使われているだけの、非常に静かな曲です。
放送局や出版界が差別用語にうるさくなるのはこの数年後。その頃僕の恩師でロシア文学の翻訳で有名な原卓也先生が、「最近うるさくて難儀している。ロシア文学なんて悪口ばかりだから、大変だよ」と仰っていたのが思い起こされます。

>内弁慶
我が家は家族全員そうです^^;
外に出ると声が小さくなってしまう(笑)

>「世界を救えるのは私だけ」
カッコいい!
007はやはりショーン・コネリーがベストだなあ。男の色気が満点。
オカピー
2017/02/02 20:29
>純情な僕はこの人物に騙されましたよ。

この映画ではケーリー・グラントが善玉。だけど、私生活の彼はケチで有名だったそうです。
「レストランではなく撮影所内の食堂で食事をした。また、撮影でホテル住まいになると、会社が用意した高級ホテルをキャンセルし、格下の普通ランクのホテルに滞在。その宿泊料の差額を正確に要求した。」まあ、いいんですけどね・・・・

>陽水ファンは挙げないでしょう

「夢の中へ」は如何でしょうか?斉藤由貴によるリバイバルは驚きましたが・・・

>外に出ると声が小さくなってしまう(笑)

うちの妻と次女がそうです

>007はやはりショーン・コネリーがベストだなあ

荻昌弘先生と同じ意見ですね

>リチャード・ハリス

「ジャガーノート」では主役。監督は同じくリチャード・レスター
蟷螂の斧
2017/02/04 07:10
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>ケーリー・グラント
へえ、人は見かけによらないものですね!
余りケチな男性は女性に嫌われ、本人が余程の金持ちでもなければ、結婚できまへん(笑)

>「夢の中へ」
1973年3月まだミーハーでマーク・レスター主演の日本映画「卒業旅行」を見に行った時「放課後」という小品が併映されていたのですが、この映画の主題歌がこの曲でした。歌謡曲にはないユニークな歌詞とメロディーに惚れ込み、僕は陽水ファンに。そういう曰くつきの曲ですし、おまけに中学のクラス対抗の合唱会で歌ったのがこの曲。吉田拓郎の「夏休み」と投票に持ち込まれた末にこちらになったという思い出があります。
ヒジョーに良いと思います。
この曲は陽水が歌うから良い、「ガール」がジョン・レノン以外が歌えばもはや「ガール」でないように。

>荻昌弘先生と同じ意見
そうでしたかねえ^^
荻さんは、TVの洋画劇場で自分が担当する作品の悪口を言った珍しい解説者でしたよ。実は映画に厳しい淀川さんでさえ、洋画劇場の解説で批判をしたのを聞いたことがないくらいですから(タモリはそれを勘違いして、淀川さんは映画の悪口を言わない人と思っていたが、実際に会って話をした時に全く誤解していたと反省したと、言っていましたね)。
グルメでもあったせいか、長生きできませんでしたが。

>「ジャガーノート」
この時代のこのクラスの映画をもっと放映して欲しいのですが、NHKにもWOWOWにもなかなか出て来ない。残り少なくなってきた人生、半端な新作より昔の作品の方が遥かに有難いのに。
オカピー
2017/02/04 18:44
>へえ、人は見かけによらないものですね!

「泥棒成金」「北北西に進路を取れ」でもナイスミドルを好演していたのですが・・・

>「放課後」

今調べました。監督は「八甲田山」の森谷司郎主演は栗田ひろみ懐かしい名前です。

>中学のクラス対抗の合唱会

僕が中1の時。2年生のあるクラスが「夢の中へ」を歌っていました。
確かにユニークな曲だと思いました

>TVの洋画劇場で自分が担当する作品の悪口

そこが荻さんの持ち味僕は好きでしたね

>グルメでもあったせいか、長生きできませんでしたが。

昭和63年。「007サンダーボール作戦」の放映後にTBSのアナウンサーが・・・
そして荻さん生前最後の映像が・・・

>そうでしたかねえ^^

「007は殺しの番号」の放映後「ショーン・コネリーのボンド。やっぱりいいですよね。皆さんが言うようにこれが本物のボンドです

>この時代のこのクラスの映画をもっと放映して欲しい

同感です
蟷螂の斧
2017/02/05 07:18
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>森谷司郎
初期は「放課後」のような小品を撮っていたのに、この後何年かして突然大作の監督になります。感覚の良い監督で、目的の「卒業旅行」よりこちらのほうが良かったくらい。映画を観始めて何年も経っていない初心者の僕の感覚に過ぎませんが。

>中一の時
リアル・タイムであれば、蟷螂の斧さんと僕はほぼ同世代ということになりますね!

>荻さんの持ち味
双葉さんがいなかったら、荻さんに師事したかな。双葉さんの方が僕の趣味にぐっと近かったのですが、荻さんのスタンスは立派でしたね。
淀川さんは感性の人なので、映画に対する愛情・熱意を盗もうと思いましたね。

>「007サンダーボール作戦」の放映後に
これが最後でしたか。僕はどんな状態で知ったか記憶にありませんが、びっくりしましたよ。そして、「殺しの番号」ではそんなことを仰っていましたか。まだ「ドクター・ノオ」に変わる前というところに時代を感じます。

初期の映画解説者は皆亡くなっていますね。筈見有弘氏なんて本当に早くて、今の僕より若くして亡くなった。解説者としてはパッとしない感じでしたが、批評家としては結構好きだっただけに残念な思いをしたものです。奥さんの渡辺祥子さんは健在。夫婦して映画批評家していたなんて羨ましいなあ。僕も同じ趣味の奥さん、持ちたかったです(笑)
オカピー
2017/02/05 20:41
>夢の中へ>リアル・タイム

当時、僕は小学生です。その数年後に知ったんです。
「探すのをやめた時 見つかる事もよくある話で」と言う部分が好きでした

>森谷司郎

「聖職の碑」も良かったです「海峡」はイマイチ

>双葉さんがいなかったら、荻さんに師事したかな

いい言葉ですね〜

>筈見有弘氏

「荒野の七人」ではブロンソンが演じるオライリーが好きだと言ってました。
蟷螂の斧
2017/02/06 20:42
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>当時、僕は小学生
では、僕より幾らか若いデスね。
その差はサブカルチャーの記憶において結構大きいですけど。

>「探すのをやめた時 見つかる事もよくある話で」
こういう生活感のある歌詞が当時の陽水は得意で、かと思うと「氷の世界」のようなシュールな詩も書きました。
 陽水がNHK前橋にやって来た時に「歌詞は後から考えることが多い。割合テキトーに作っています」と言っていました。この人、やはり天才だなと思いましたね。

>「聖職の碑」
「放課後」以降の作品は殆ど観ていますが、これは未鑑賞。「八甲田山」に続いてヒットを狙ったがこけた、とwikipediaに書かれていました。ヒットするのが良い映画とは限らないですから、本人が感動するなり面白く感じるなりするのがまずは一番。後は信頼できる人から勉強すること。
僕には一人弟子がいます。今海外留学している甥っ子です^^

>荻さんに師事
荻さんは博識でしたし、映画へのスタンスも良かったなあ。
 水野晴郎氏は素晴らしい映画ファンだったと思いますが、メッセージがなければ良い映画ではないということを解説を通じて広めてしまったのが余り良くなかった。まあ、彼の実際のスタンスは、ヒッチコックが割合好きだったり、必ずしもメッセージ派でなかったような気もしますが。

>>筈見有弘氏
>「荒野の七人」
「土曜映画劇場」で前後編で放送された時ですかね。懐かしいなあ。
しかし、よく記憶されていますねえ。

「今の僕より若くして亡くなった」というのは記憶違いで、僕より若く亡くなったのは父親の筈見恒夫氏でした。訂正いたします。どちらにしてもちょっと早いなあという気がしましたけれど。
オカピー
2017/02/07 18:35
>>「荒野の七人」
>「土曜映画劇場」で前後編で放送された時ですかね。

そうです。そしてエンディングクレジットの表示中に、グスターヴ・ホルストの組曲『惑星』の「木星」が流れた時は悲しかったです「7人のうち、死んでしまった4人が可哀相だ・・・。」

>水野晴郎氏

僕はちょっとねえ・・・

>「八甲田山」に続いてヒットを狙ったがこけた

二番煎じと思われたかも知れません。遭難を扱った映画と言う事で

>今海外留学している甥っ子です

可愛くて仕方がないでしょう

>この人、やはり天才だなと思いましたね。

終盤の「ウフフ〜」の後に「夢の中へ」と挟むところも大好きです

>その差はサブカルチャーの記憶において結構大きい

子供の頃に流行った歌やテレビ番組。その差は大きいです
蟷螂の斧
2017/02/08 20:47
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>水野晴郎氏
洋画劇場の解説で知った彼を参考にしてきた人も多いでしょうから、余り批判もしにくい感じですが、僕は批評家としては「ちと映画を勘違いしちょる」と亡くなるまで思ってきました。
ただ映画好きとしての功績も多く、ヒッチコックの「逃走迷路」など未公開に終わっていた欧米の名作を幾つも輸入に導いたのは有難かった。
「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」「007は殺しの番号」「007/危機一発」という邦題を案出したのも水野氏でしたねぇ。

>可愛くて仕方がないでしょう
勉強ができるだけでなく、他人や社会に対する態度など、本当の意味で頭が良いと思いますね^^

>終盤の「ウフフ〜」の後に「夢の中へ」と挟むところも大好きです
ちょっと独自の感覚でしたね。
あの時代の陽水は、星勝氏がアレンジをしていたと思いますが、ストリングスを使った曲はほぼ同時代のエルトン・ジョンのアレンジを意識しているのではなかと最近思うようになりましたよ。

>サブカルチャーの記憶
1968年小学生の時にリアルタイムでビートルズの「ヘイ・ジュード」は憶えましたが、蟷螂の斧さんはまだよちよち歩きくらいでしたか?
多分同じ年ではジェファーソン・エアプレインの「あなただけを」も妙に印象に残っていますよ。
当時日本ではグループ・サウンズの大ブーム。タイガース、スパイダース、テンプターズ、オックス、ヴィレッジ・シンガーズ、ブルーコメッツ等々。全部歌えます。
オカピー
2017/02/09 19:18
>リアルタイムでビートルズの「ヘイ・ジュード」

残念ながら「記憶にございません

>同時代のエルトン・ジョンのアレンジを意識している

オカピー教授。くわしいですね頭が下がります。

>本当の意味で頭が良いと思いますね^^

優秀な一族のDNA

>「007/危機一発」

この邦題は大嫌いです
関係ないけど映画「シベリア超特急」は一度も見た事がございません

>「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」

ジョージ・ハリスンのリヴァプール訛りを思い出します
ジョージ「ダッツ ポオルズ グランファアダア(That's Paul's grandfather.)」
レスター監督「カット
蟷螂の斧
2017/02/10 21:29
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>残念ながら「記憶にございません
こればかりは仕方がないですね。
しかし、活動しているビートルズを一応知っているのは誇りであります。

>くわしいですね
関連がありそうなのを見たり、聞いたりすると、嬉しくなってしまうんですよ。
性分ですね。
パクリとか言って騒ぐ連中の気が知れない(笑)

>「007/危機一発」
まあ、あの時代のセンスを考えると、致し方ないところもあるのですけれど。
だから、リバイバルの時に原作の邦題に合わせて変えられましたよね。

>「シベリア超特急」
映画版は全部見ました。映画としては限りなく最低に近い作品群でしたねえ。
舞台版もWOWOWでやっていましたが、さすがにこれは見ませんでした。
誰かの真似をして超長回しをやったりしましたが、映画的感覚が全く欠けているので、バカバカしいだけでしたねえ。
これは見る必要はありませんが、ヒッチコックの傑作「バルカン超特急」は必見です。これを輸入したのも水野氏で、多分邦題も彼でしょう。それを自作に流用して「シベリア超特急」としたんでしょうね。
オカピー
2017/02/11 21:33
>映画としては限りなく最低に近い作品群

解説者は監督にはなれない?

>あの時代のセンスを考えると、致し方ない

あれを真似て「ドラゴン危機一発」

>あの時代のセンスを考えると、致し方ない

揚げ足を取るのが好きな連中

>活動しているビートルズを一応知っているのは誇り

うらやましいです。
僕は1976年・1977年あたりのリバイバルブームでビートルズを知りました。
レコード店でサージェント・ペパーズの衣装を着た4人の写真を見て「この服装でコンサートをしたのかな?」と思ったあの頃
蟷螂の斧
2017/02/12 06:45
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>解説者は監督にはなれない?
批評家から世界的映画監督になったフランソワ・トリュフォーやピーター・ボクダノヴィッチの例もありますので、一概には言えないのではないでしょうか。
 映画批評家として真に優れていれば、良い映画を作る可能性があるのではないでしょうか。水野氏は批評家として怪しいところもあったわけで・・・

>「ドラゴン危機一発」
僕が観ている中では「グラマー・エンジェル危機一発」というのもあったような気がします。少しタイトルが違うかもしれませんが。

>1976・1977年
僕がビートルズを一日中聴いていた頃。「アビー・ロード」は毎日聴いていました。2,3年前甥が「アビー・ロード」が気に入ったと知って嬉しかったですね。何で僕の家族にはこういう人種がいないのだろう?

>サージェント・ペパーズの衣装
1967年から68年ごろ、彼らを真似して日本のグループ・サウンズの連中がこぞってミリタリー・ルックをしていました。影響力が大きかったのが解りますよね。
オカピー
2017/02/12 20:29
>日本のグループ・サウンズの連中がこぞって

最初はマッシュルームカットにスーツそしてミリタリー・ルック「まさに猿真似」と言う人も・・・。でも当時の日本人女性がキャーキャー騒ぐだけの魅力があったのでしょう音楽だけでなく、ファッションでも、世界に影響を与えたビートルズは、やっぱり凄い

>「アビー・ロード」は毎日

僕は赤盤を毎日でした。1978年度。弟が呆れていました

>フランソワ・トリュフォー

おお〜っあの「華氏451」の監督ですよね彼は批評家からスタートしたんですか。勉強になります。ありがとうございます

>ピーター・ボグダノヴィッチ

こちらは「ペーパー・ムーン」。参りました・・・
蟷螂の斧
2017/02/13 19:27
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>音楽だけでなく、ファッションでも、世界に影響を与えたビートルズ
まあ、オピニオン・リーダー的だったのでしょうね。
音楽的には1966年頃から急速に深化をしていくので、女性ファンを男性ファンが圧倒することになっていく(多分)。
先週BSジャパンの番組「お宝サロン」に出演した、武道館にも行ったと言う松崎しげるもかなりビートル・マニアですね。彼は右利きようのギターを反対に持って弾くという特技の持ち主。

>赤盤
僕はビートルズ世代より少し若いので、ビートルズの解散も記憶にないくらい。ソロの曲はラジオで聞いていましたが。
1972年まだオリジナル・アルバムを一枚も持っていなかった僕は、赤盤を1年間ずっと聞いていましたね。73年は青盤。その翌年くらいに「サージェント・ペパー」、さらに「アビー・ロード」という感じだったでしょうか。

>トリュフォー
トップ・ページに記してあるように、僕の最も好きな3人の監督の一人。どの作品も素晴らしい。
最初に見た彼の作品は、その「華氏451」。これは何度もTV放映されましたよね。

>ボグダノヴィッチ
「ラスト・ショー」という素晴らしい作品も彼です。
80年代以降干されてしまって、余り良い企画が回ってこないようですが、実力者ですね。
実はトリュフォーと共通点があって、大変なヒッチコック・ファン。「ヒッチコック/トリュフォー」という現在公開中のドキュメンタリーにも出演しているはずです。
オカピー
2017/02/14 19:26
>「華氏451」

CATVから録画して見ました。徹底した思想管理体制のもと、書物を読むことが禁じられた社会。
主役のオスカー・ウェルナーが亡くなったのは、トリュフォーが死去したわずか2日後と言うのも凄い

>「ラスト・ショー」

未見です。

>赤盤青盤サージェント・ペパーアビー・ロード

そう言う順番でしたか
僕は赤盤ヘルプ!レット・イット・ビー青盤です。サージェント・ペパーは随分後でした

>女性ファンを男性ファンが圧倒することになっていく

異性だけでなく、同性からも指示されると不動の人気になります

>松崎しげる

アニメ映画「コブラ」の主題歌が良かったです
蟷螂の斧
2017/02/16 20:18
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>「華氏451」
オスカー・ウェルナーは、僕がアラン・ドロンの次くらいに憶えた男優さんでしょうか。
というのも、1970年頃から、この作品は毎年のようにTV放映されたくらいTV局に人気のあった作品ですから。勿論映画好きになるかどうかという頃でしたからトリュフォーなんて意識せずに見ていました。
トリュフォーの死の二日後にウェルナー死去。そんな記憶があるような、ないような。

>「ラスト・ショー」
これもモノクロで、たぶん僕が初めて見たぼかしのある作品です。
当時は純ポルノ以外は子供でも観られた時代ですからねえ。
この作品は青春映画で特別嫌らしい作品ではないですが、「カンタベリー物語」とか「アマゾネス」なんてぼかしの多い映画も観ました。

>同性からも指示されると不動の人気
そう思います。アイドル脱却!

>アニメ映画「コブラ」の主題歌
TVアニメ・シリーズを最初の数回のみ見ただけで、映画のほうは見ていません。
主人公の声も当てていたんですね。
オカピー
2017/02/17 21:16

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映画評「ロビンとマリアン」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
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