プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画評「の・ようなもの のようなもの」

<<   作成日時 : 2016/12/27 08:43   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 4 / コメント 0

☆☆☆(6点/10点満点中)
2016年日本映画 監督・杉山泰一
ネタバレあり

30年位前に「家族ゲーム」の後に観た森田芳光監督のメジャー・デビュー作「の・ようなもの」(1981年)は映像に比べて物語の骨格が弱いため凡作程度の扱いにした。本作は「の・ようなもの」の35年後を描いたお話で、監督は森田監督の助監督をずっと務めていた杉山泰一。これもまたメジャー映画デビュー作ということになるらしい。

前作のお話は物語性が弱かったせいもあって殆ど記憶にないが、本作の理解に支障はない。

落語家・尾藤イサオの弟子の松山ケンイチは、後援会長の三田佳子が大分前に落語を止めて行方をくらました落語家・伊藤克信の創作落語を師匠の13回忌で聴きたいとねだった為、彼と縁のある各地を回った挙句、実は近所にいた彼をやっと発見する。しかし、彼の実力は甚だ頼りなく、一門の先輩たちは前座の松山をピンチヒッターに立てることにする。が、伊藤の素直な落語が好きな松山君は姿を消して伊藤を高座に上がらせる。伊藤は創作落語ではなく(「の・ようなもの」でも扱われた)古典「黄金餅」を披露し好評を得るが、結局また姿をくらましてしまう。松山君が伊藤の創作落語を披露する日がいつかきっと来るであろう・・・

「の・ようなもの」当時の森田監督独特の空間把握や間のようなものは殆どなく、映像作品としてはアベレージという印象だが、ほのぼのと醸成されるそこはかとない人情味に心打たれるものがあり、現在の僕の採点が甘めであるということもあって、正編より★一つ分多くなった。多分正編のほうが映画としては上であろうが、当座再鑑賞する予定がないので正確には何とも言えません。

最後の歌は尾藤イサオ。歌声が若くて驚いた。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(4件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
の・ようなもの のようなもの
北川景子の求愛ポーズの・ようなもの 公式サイト。森田芳光原案、杉山泰一監督。松山ケンイチ、北川景子、伊藤克信、尾藤イサオ、でんでん、野村宏伸、鈴木亮平、ピエール瀧、佐々 ... ...続きを見る
佐藤秀の徒然幻視録
2016/12/27 10:50
の・ようなもの のようなもの★★★.5
2011年に急逝した森田芳光監督のデビュー作「の・ようなもの」(1981)のその後を描くオリジナル作品。東京の下町。落語家一門の出船亭に入門した志ん田(しんでん)は、師匠の志ん米(しんこめ)から、かつて一門に在籍していた志ん魚(しんとと)を探してほしいと頼まれ... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2016/12/27 11:25
の・ようなもの のようなもの(2016)
森田芳光監督原案だったのですね。かなり大幅に見た目が変わっちゃった(!)、志ん魚(しんとと、伊藤克信)を軸に、最初は、出船亭志ん田(しんでん、松山ケンイチ)が彼を探して… やがて巡り合ってのちは、弟子になり… で、なかなかに良い味だしてました。個人的には、松山ケンイチが、森田監督の「僕達急行」をパロってる部分も楽しかったかな?森田映画の常連が、わらわら出てきたのも楽しかったけれど、やはり、時の人・北川景子がもっていっちゃったかな?尾藤イサオの歌う、エンディングもヨカッタです。とても、「らしい」オ... ...続きを見る
のほほん便り
2016/12/31 11:08
の・ようなもの のようなもの
東京、谷中。 30歳で脱サラし落語家になったものの、いまだに前座の出船亭志ん田。 彼は師匠・志ん米の自宅に住み込み修行中で、師匠の娘・夕美に秘かな想いを寄せていた。 ある日、志ん田は志ん米から、以前この一門にいた兄弟子・志ん魚を探し出すよう命じられる。 だが、落語とは無縁の生活を送る志ん魚は、もう二度と落語はやらないと心に誓っていた…。 ヒューマンドラマ。 ...続きを見る
象のロケット
2017/01/02 23:26

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
映画評「の・ようなもの のようなもの」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる