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zoom RSS 映画評「ディバイナー 戦禍に光を求めて」

<<   作成日時 : 2016/12/16 08:35   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
2014年オーストラリア=アメリカ=トルコ合作映画 監督ラッセル・クロウ
ネタバレあり

第一次大戦の中、末期のオスマン・トルコと、連合軍が戦ったダーダネルス戦役の後日談である。高校で習ったが、勿論詳細は憶えていない。そもそも詳細まで習っていないかもしれない。

戦役から4年後の1919年、トルコのガリポリで息子3人に戦死されたオーストラリアの農夫ラッセル・クロウが、子供たちの戦死を儚んで自殺した妻を(自殺の場合キリスト教会に埋めてもらえない為)自分で葬った後、トルコと英軍の共同調査が行われ封鎖されている戦場だった場所を訪れ、邪魔立てを掻い潜って勝手に探し出そうとする。
 その間に小さなホテルの主婦兼料理係オルガ・キュリレンコに色々協力してもらい、また、いかめしい顔をしてなかなか親切なトルコ軍少佐イルマズ・アルドアンの手引きで探るうち次男・三男の遺品を発見、やがて捕虜収容所に収容されたことが判った長男を山の村で見つけ出す。

という実話もので、ニュージーランド出身オーストラリア育ちのクロウが自らメガフォンを取ったというのが映画ファンにとっては話題。舌足らずで場面が上手く繋がっていないところもあるが、全体としては無難。あちらの俳優が作る映画はいずれも本格的で、感心させられること多し。

水脈探しと息子探しを結び付けて進行させた物語性は豊富で、水脈を当てて穴から上を見上げる序盤と、息子と危難を逃れる時に川が流れている下を穴から眺める終盤とを上手く呼応させるなど、映画的にきちんとしている。家の敷地にあったのと同じタイプの風車(ウィンドミル)から息子の存在に気付くあたりもその流れにあり、なかなか上手い。

ラッセルさん、苦労(クロウ)したことでしょう。そこで一句。水探し 息子見つける 戦地かな by オカピー

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