プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画評「ザ・ウォーク」

<<   作成日時 : 2016/10/16 09:02   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 7 / コメント 2

☆☆☆(6点/10点満点中)
2015年アメリカ映画 監督ロバート・ゼメキス
ネタバレあり

2007年に作られたドキュメンタリー「マン・オン・ワイヤー」の劇映画版。

1974年、フランスの綱渡り師フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が、当時完成間際のワールド・トレード・センター(ツイン・タワー)の高さに魅せられて渡米、恋人(シャルロット・ルボン)やフランス人の仲間たちと共に準備を着々と進め、遂に衆人環視の中、高さ400メートルのビルの間に張ったワイヤーの上で綱渡りを敢行する。軽犯罪で逮捕された彼は「子供たちの前で綱渡りをしなさい」という粋な判決を貰う。

というお話は、彼の自伝に沿っている為かのドキュメンタリーと全く同じ、かの作品でもワールド・トレード・センターへの侵入模様が再現ドラマとして挿入されていた為新味が感じられず残念、と言いつつ、当時の映画評に「誰かきちんと映画化してくれないか」という要望も書いている。我ながら些か都合が良すぎますな。

ドキュメンタリーでは当然ツイン・タワーでの綱渡りが見られず、それが本作の改めて作られた価値であると思う。新味がないと言いつつ、ロバート・ゼメキスはソツなくドラマ部分を進行させている。

TVで観る限り正に本物そのものにしか見えないツイン・タワーでの綱渡りは迫力満点で得点源であると同時に、僕のような高所恐怖症の人間には目がくらくらして完全に見切れないところがあるので良い点も進呈しかね、抜群の視覚効果が強みになり切れない珍しい作品でござる。

しかし、もう実物は見られないツイン・タワーを見るだけでも感慨が湧いてくる。僕同様にそんな人も多いだろう。いわんや、アメリカ人をや。

スピルバーグのアメリカ人としての心境を覗かせた「ミュンヘン」の最後に出て来るツイン・タワーも印象深かったが。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(7件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ザ・ウォーク
その歩み、威風堂々。   ...続きを見る
Akira's VOICE
2016/10/16 10:11
ザ・ウォーク〜仰げばあの世が見える
公式サイト。原題:The Walk。フィリップ・プティ原作、ロバート・ゼメキス監督。ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ベン・キングズレー、シャルロット・ルボン、ジェームズ・バッジ・ ... ...続きを見る
佐藤秀の徒然幻視録
2016/10/16 10:30
ザ・ウォーク3D★★★★★
1974年にワールド・トレード・センターでの空中綱渡りに挑戦した、フィリップ・プティの著書を実写化した実録ドラマ。彼が成し遂げた前代未聞の偉業の全貌が映し出される。メガホンを取るのは、『フォレスト・ガンプ/一期一会』などのロバート・ゼメキス。『ドン・ジョン... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2016/10/16 11:27
綱渡り〜『ザ・ウォーク』 【2D字幕版】
 THE WALK ...続きを見る
真紅のthinkingdays
2016/10/16 15:44
「ザ・ウォーク 3D」☆手汗でギトギト
じっとりと汗をかく?とんでもない!! 汗で手がびしょびしょになって、膝に乗せた上着やカバンが、困ったことになるよ! ...続きを見る
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2016/10/16 16:09
『ザ・ウォーク』('16初鑑賞10・劇場)
☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10) 1月23日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 16:05の回を鑑賞。2D・字幕版。 ...続きを見る
みはいる・BのB
2016/10/16 20:26
ザ・ウォーク
「ロマンシング・ストーン/秘宝の谷」 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 「永遠に美しく」 「コンタクト」 「キャスト・アウェイ」 そして、クリスマスには必ず観る「Disney'sクリ ... ...続きを見る
映画と暮らす、日々に暮らす。
2016/10/17 07:32

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
いや〜っ、高所恐怖症でなくても怖いですよ。

先日、仕事で逗子市に行ったのですが、そこで面白いものを見つけました。
食事をしながら映画を観れる映画館です。
CINEMAAMIGOというミニミニシアターです。
現在『ソング・オブ・ザ・シー』というアニメをやっておりました。
表に貼ってある予定表を見ると12月にジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー映画をやるらしいです。
こんな映画館で観てみたいですね。
ねこのひげ
2016/10/16 20:24
ねこのひげさん、こんにちは。

>こんな映画館
シネマコンプレックスばかりじゃあ、画一的でつまらなすぎます。
ラインアップも必然的に同じになるので、シネコン以外にかかる作品との興行収入の格差も広がりやすい。
個人的には、ヴィスコンティ・ブームがあった1970年後半から80年代くらいまでが映画を観るのに良い環境でした。
オカピー
2016/10/16 22:43

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
映画評「ザ・ウォーク」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる