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zoom RSS 映画評「ホーンズ 容疑者と告白の角」

<<   作成日時 : 2016/06/28 08:26   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2013年アメリカ=カナダ合作映画 監督アレクサンドル・アジャ
ネタバレあり

「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフ君が主演しているからというわけではあるまいが、「ハリー・ポッター」風の邦題。

恋人ジュノー・テンプルを殺した容疑で睨まれているラドクリフ君は、ある時頭に角が生えていることに驚き、やがてその角には、見た人が内心の本音を告白し、時に願望を現実化してしまうという効果があるのに気づく。彼はそれを利用して、追い掛け回す記者たちを喧嘩させ、真犯人を突き止めようと奮闘する。

オカルト系ファンタジーで、悪魔の角が真実を告白させてしまい、真犯人にも接近できるという設定は面白く、それを妨害する効果のある十字架も上手く絡められているが、困ったことに、作者は真面目らしいのに、角が生えている若者は外観上コミカルで、告白内容も前半はほぼ下ネタ集だから、コメディーとしてしか観ることができない。
 自分の家族か幼馴染の中に真犯人がいるらしいと判ってきてからは見た目はぐっとシリアスになるものの、終盤天使(悪魔)の羽根がいきなり生えるところでまたまた失笑、かと思うとロマンティシズムを打ち出しているところもあるわけで、作品の性格がよく解らないまま見終えることになった。

原作者ジョー・ヒルはスティーヴン・キングの息子らしいが、映画版で判断する限りヤング・アダルト小説レベル。残虐描写で売っているホラー映画監督アレクサンドル・アジャの展開ぶりも、時間軸を往来する部分がぎこちない。

ラドクリフ君はハリー・ポッター卒業に懸命なのだろうが、可もなく不可もないといった感じ。何歳になるのか調べて誕生日が僕と同じ日であることを知ったのが収穫だった。

アジャ・パー。

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ホーンズ 容疑者と告白の角
【概略】 恋人殺しの容疑者となったイグ。ある日突然、彼の頭に人に真実を語らせる力を持つ角が生える。その力で恋人を殺した真犯人の手掛かりを追うイグだったが…。 ファンタジー・サスペンス ...続きを見る
いやいやえん
2016/06/28 14:43
ホーンズ 容疑者と告白の角 ★★★★
スティーヴン・キングの息子でもある作家ジョー・ヒルの小説を実写化したサスペンスホラー。出会った者に真実を語らせる力を秘めた角を生やした青年が、恋人を殺害した犯人を捜し出していく。メガホンを取るのは、『ミラーズ』『ピラニア3D』などのアレクサンドル・アジャ。主演は『ハリー・ポッター』シリーズなどのダニエル・ラドクリフ。その脇を『シン・シティ 復讐の女神』などのジュノー・テンプルら、実力派が固めている。奇怪なストーリーもさることながら、頭に角を生やしたダニエルの姿も見もの。 あらすじ:恋人メリン(ジ... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2016/06/28 16:14
15-131「ホーンズ 容疑者と告白の角」(アメリカ・カナダ)
最近皆、俺に話をしてくれる  ある日、街のマドンナだった美女メリンが森の中で惨殺死体となって発見される。すぐに恋人のイグに疑いの目が向けられ、イグは住民の激しいバッシングやマスコミの執拗な追及に晒される。恋人を殺されたばかりか、濡れ衣まで着せられ、絶望の淵に立たされるイグ。  そんなある日、目覚めると、彼の頭から2つの角が生えてきた。パニックに陥ったイグだったが、奇妙なことに、その角を見ても誰も驚かず、そればかりかイグに対して本音や秘密を自ら打ち明けてしまうのだった。  この角に不思... ...続きを見る
CINECHANが観た映画について
2016/07/02 00:14

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ジョー・ヒルの小説は読んだことがありますが、父親のスティーブン・キングの作品より難解な内容のものが多いです。
たぶん、この作品が一番映画化しやすかったんではないでしょうか。
ねこのひげ
2016/07/03 10:21
ねこのひげさん、こんにちは。

>ジョー・ヒル
へえ、この映画版を見ると、意外な感じがしますね。
オカピー
2016/07/03 21:20

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