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zoom RSS 映画評「女子ーズ」

<<   作成日時 : 2016/01/31 09:13   >>

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☆☆(4点/10点満点中)
2014年日本映画 監督・福田雄一
ネタバレあり

福田雄一という監督は天下の迷監督・河崎実と同じタイプの監督のように思えるが、TVの戦隊もののパロディー喜劇である本作は、邦画史上ワースト作品という声も聞こえるものの、そういう方は、河崎監督の愚作というより愚劣作「美乳大作戦 メスパイ」を見るべし。きっと本作が傑作・秀作に見えるはずである。

戦隊ものがどういうものか全く知らない人にも、この手の所謂脱力系のお笑いに合う人なら一通り笑えるズッコケぶりの連続。僕が十代の後半に始まった「ゴレンジャー」以降世界征服を企む怪物を相手にスーツの色の違う5人のメンバーが活躍するのが戦隊ものの常なる設定であることを知っていれば、なおヨロシイ。

詳細なストーリーは“書くもがな”で、「仕事や恋に忙しい妙齢女性たちがもし戦隊のメンバーだったら」という何ともバカバカしい発想で展開していると言えば、内容は推して知るべし。
 結果メンバーはなかなか集まらず、怪物・怪人たちはそれに付き合わされる、という寸法で、これが笑いの根本となっている。

演ずるメンバーたちが今を時めく若手女優、桐谷美玲、藤井美菜、高畑充希、有村架純、山本美月というのもお楽しみで、時間つぶしに映画を観るのが目的であれば、半数以上の方が目的を達成するだろう。

桐谷嬢の恋人候補を演ずる大東駿介が「メンタリストのDaiGoに似た何たらかんたら」と言われる、楽屋落ちの台詞が愉快。実際そう思って観ていたので受けたのである。日本は映画の中で実在する人物や企業などの実名を出すことを憚るお国柄であるから、可笑しいだけでなくなかなか大胆だなと感心もさせられる。

俳優がわざと下手な演技をするこういう映画を観て「演技が下手」などと指摘する愚。結構いらっしゃいます。勘が悪いと言うか、何と言うか。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
コカ・コーラでほうばったポップコーンを流し込みながら観る映画でありましょう。

最近は、NHKでも民放のテレビ局の実名や番組名がポンポンと出てきますし、紅白でも民放のアニメキャラが出ておりますから、企業名なんかも実名を出す努力をしても良いでしょうな。
映画関係者の怠慢ですかね。
企業も悪役で出されても平気な顔をするぐらいの度量があってもよろしいかと思いますがね。
ねこのひげ
2016/01/31 09:47
ねこのひげさん、こんにちは。

江戸時代にお上を恐れて、大星油良助(大石内蔵助)などと偽名を使ったのは解りますが、城北大学とか城南署とか・・・どうして実名で出せないかなあ。
気を遣う文化も悪くないですが、歯がゆいところも多いですよね。
逆に、アメリカ映画で、大学や警察が偽名で出て来るのを観たことがない。

企業がバックアップしている作品では企業名を出すことがありますけど、これは宣伝なので意味が違いますよね。
オカピー
2016/01/31 13:55
こんばんは。
今年初めてコメントかと思います。
よろしくお願い致します。

福田雄一監督は、元々テレビのバラエティとかドラマとかでよく目にしてた人なので、そのノリの延長線上で映画作ってるような感じですね。
他愛ないですけど、肩肘張らずに観られるし、旬な若手女優も一挙に堪能できるので、たまにはこういう作品もいいなと思います笑
ドラゴン
2016/02/01 00:00
ドラゴンさん、こんにちは。

今年もよろしくお願い致します。

>福田雄一監督
テレビは映画とスポーツ以外は余り観ないので、存じあげませんでした。
映画館正規料金で観るのは躊躇しますが、レンタル料金くらいなら十分OKでしょう。
オカピー
2016/02/01 20:14

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