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zoom RSS 映画評「ストロボ・エッジ」

<<   作成日時 : 2016/01/25 09:28   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2015年日本映画 監督・廣木隆一
ネタバレあり

昨年観た青春恋愛映画「アオハライド」にそっくりである・・・と思ったら、原作者が同じく咲坂伊緒であった。しかし、似ている。とりあえずお話をば。

高校二年生に進級したばかりの有村架純が、同学年(結果的に同級となる)の福士蒼汰に思慕を告白するが、彼は同級生の姉であるモデル佐藤ありさを恋人としている為断られる。彼女はそれを承知で告白したのでめげないが、その間隙を突いて些か軽く見える山田裕貴が彼女に言い寄る。
 ところが、ありさ嬢が思うところあって彼との関係を断ったため架純嬢のチャンスが拡大、実際福士君の気持ちも彼女に傾倒していく。そこへ福士君と山田君の親友関係を壊した一学年下の黒島結菜が転校し、ヒロインに福士君と交際するなと要求する。

これが実は結菜嬢が山田君を思ってのことなのでややこしいが、いずれにしてもヒロインは自分の心に素直になれなくなり、彼と距離を置くようになり、その理由が全く解らない彼を失望させる。が、これまた人の良い山田君が彼女の背中を押し、福士君との関係構築に向わせる。

「アオハライド」とほぼ同じ思慕関係で、かの作品の登場人物も好人物ばかりであったが、こちらはもっと上を行く感じで、とにかく相手のことを優先して行動する。ところが、僕の経験から言っても、相手を思う言動がその人の為にならないことはままあり、本作では彼らの単純で済むべき関係がその為にややこしくなってしまう。
 好人物しか出て来ない作品は最近の映画ファンには好まれないが、個人的には一向に気にならない。爽やかで良いではないか。こういう人ばかりであれば学校はいじめ問題と縁がなくなる。

それはともかく、この嘘っぽい善良性が波乱を呼ぶのだから、その為にお話がつまらなくなっているとは言えない。しかし、映画的に面白いかどうかとなると別問題で、先週に続いてまたまたご登場となる廣木隆一監督としては相当物足りず、「アオハライド」の三木孝弘監督より映画的な感覚を出しているとは言え、五十歩百歩。

有村架純ちゃんが可愛らしい。同級生にいたら完全に恋しますな。

男子校に通っていた吾輩には無縁の世界じゃったの。群馬県の公立普通校は原則別学だった。最近生徒数の減少もあって合併による共学化が進んだが、我が母校はあと100年くらいは男子校のままじゃろ。

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ストロボ・エッジ
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
百年後に残ってますかね・・・少子化ですからね。
まあ、こういう恋愛はありえないと主役の福士くんが言っておりましたな〜
嫌な話よりは良いですな。
ねこのひげ
2016/01/31 09:05
ねこのひげさん、こんにちは。

僕が高校を卒業した後、1980年代初めに恐らく団塊ジュニアのせいで公立校が幾つか増設されましたが、今やその時の三分の二くらいしかいませんので、我が母校も僕らの時代一学年405人体制だったのが今は320人になりました。十年後位には280人くらいになるのではないですかね。愛校精神の高い卒業生が多いですから、共学には暫しならないと思ってしまう。100年後は200人くらいですかね。

>こういう恋愛はありえない
人間は欲がありますから、ここまで他人のことまで考えられない。一人がそうであっても他がそうでなければ、結局上手くいかない。
大いに嘘っぽいけれど、後味は良いですね。日本映画独自の世界ですかねえ。
オカピー
2016/01/31 13:25

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