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zoom RSS 映画評{ガンズ&ゴールド」

<<   作成日時 : 2015/09/09 09:46   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2013年オーストラリア=イギリス=カナダ合作映画 監督ジュリアス・エイヴァリー
ネタバレあり

長いこと服役している伝説的な強盗犯ユワン・マクレガーが、比較的軽い犯罪で入って来た若者ブレントン・スウェイツをレイプから救い、チェスの得意な彼に回転の速さを感じて弟子のように扱う。半年で出獄した若者は事前の指示通り刑務所にヘリで現れ、逃亡してきたマクレガーらを救出する。ヘリ供出などの協力をしたのは犯罪組織の大物ジャセック・コーマンで、マクレガー一味を実行犯として金鉱の精錬所から金塊を奪う為である。
 スウェイツ君はボスに庇護されているアリシア・ヴィキャンデルに惚れて、金塊を持って逃走しようなどと持ち掛ける。彼女はそのことをボスに伝えるが、この時点で彼女の本音がどこにあるか観客には解らない。
 彼女からボスの裏切りを聞いたマクレガーとスウェイツは先回りして金塊を略奪する。マクレガーは若者に「女は裏切るから捨てろ」と言うが、彼女を信じた彼に結局出し抜かれてしまう。

ちょっとした犯罪映画で、小回りの利いた面白さはあるが、大きな不満が二つある。
 一つは、長編デビュー作というオーストラリアの新人監督ジュリアス・エイヴァリーの、シーン若しくはシークエンスの繋ぎぶりが余り良くなく、ノッキングを起こしている車に乗っているような印象がある点である。これに関しては監督のせいとばかりは言えないが、脚本もご本人なので文句は言えまい。
 もう一つは作品の性格が曖昧なこと。序盤はアクション犯罪劇の様相を呈しているのに、若い二人の恋愛が絡んで甘いムードが出てきて、次第にコン・ゲームのようになってくる。

それでも作り方が上手ければ、色々な要素が楽しめる作品と一定の評価もできるが、展開ぶりにぎこちないところがあるので、残念ながらそういう気にしてもらえない。もっと面白くなる可能性があったことを考えれば、☆★はこんなところだろう。

1960年代黄金強奪映画が流行った。しかし、オーストラリア映画が日本で紹介されるのは1980年「マッドマックス」以降につき、当時精錬所襲撃などという土っぽいお話は当然なかった。

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ガンズ&ゴールド★★★.5
『スター・ウォーズ』シリーズなどのユアン・マクレガーが伝説の強盗にふんし、緊張感あふれる心理戦と壮絶なバトルを展開するクライムアクション。刑務所で出会った切れ者の強盗と青年が金塊を強奪し、裏社会を支配するロシアンマフィアとの攻防を繰り広げる。共演は、『... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2015/09/09 19:34

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ヘリで救出のいうのはブロンソンの映画でもあったようで、実際に試みた奴もおりますね。
『マッドマックス』以降映画がの描き方が変わったと言われておりますね。
新しい『マッドマックス怒りのデスロード』も面白いですよ。
むちゃくちゃであります。
ねこのひげ
2015/09/13 06:18
ねこのひげさん、こんにちは。

本作の場合、金塊を自ら精錬してから盗むというのが、どこか間が抜けていました。この場合泥臭い、というより土臭いですかな。つまらない洒落ですみません。

>『マッドマックス怒りのデスロード』
なかなか評判が良いですね。
来年観ますので、その時までお待ちくださいませ<(_ _)>
オカピー
2015/09/13 19:15

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