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zoom RSS 映画評「ヴィオレッタ」

<<   作成日時 : 2015/06/30 10:03   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2011年フランス映画 監督エヴァ・イオネスコ
ネタバレあり

最近はとんとダメだが、若い頃の記憶は何故か健在で、本作で自伝的内容を自らの監督で映画化したエヴァ・イオネスコも憶えていた。「思春の森」(1977年)や「ポケットの愛」(1977年)といったお色気青春映画でおませなローティーンを演じた子役だった。約40年ぶりに名前を聞いたのにピンと来たのは我ながら大したものだ。その彼女がこれらの映画に出る直前に経験したスキャンダラスなお話である。

曾祖母(ジョルゲッタ・レアウ)と一緒に過ごすことの多い小学中学年の少女ヴィオレッタ(アンナマリア・ヴァルトロメイ)が、芸術家の友人に影響された母親アンナ(イザベル・ユペール)の被写体になる。アンナは撮るうちに内容をエスカレートさせていき、英国で若い男性と接触させられた辺りから平凡な生活に戻りたいヴィオレッタに反抗心が芽生え始める。その騒動で結局アンナは親権を奪われ、娘は施設に預けられる。

少なくとも駄作の極みだった「思春の森」や「ポケットの愛」よりはきちんとした映画になっていると思うものの、ブルック・シールズが少女娼婦を演じた「プリティ・ベビー」(1976年)の詩情を求めるわけには行かず、スキャンダラスな内容を別にすれば親娘の確執を平々凡々に描くに留まる。

エヴァ嬢は名前から推してルーマニア系フランス人で、同じルーマニア系のアンナマリア・ヴァルトロメイちゃんがご本人より可愛らしく、ファッションがなかなか面白いので、割合退屈しない。

最近の思潮下では「プリティ・ベビー」はTV放映なりませんかね? そうだとしたら、けしからん。

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ヴィオレッタ ★★★
写真家の母親が5歳から13歳の頃の娘を撮影し、ヌードも含まれた官能的な写真集を発表したスキャンダラスな実話を、当事者の娘が監督となり映画化したドラマ。エスカレートしていく母親の要求に、被写体である幼い娘が母に気に入られようと大人っぽいポーズにも挑み、退廃... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2015/06/30 18:13

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
篠山紀信の少女ヌード作品も絶版というか発禁状態ですからね。
まあ、無理でしょうね。
D,ハミルトンの作品は芸術作品ということで、売られているみたいですがね。
ねこのひげ
2015/07/05 07:38
ねこのひげさん、こんにちは。

ハミルトンも篠山紀信もまるで違わないと思いますがねえ。
「プリティ・ベビー」観たいな。
オカピー
2015/07/05 18:40

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