プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画評「ポリス・ストーリー/レジェンド」

<<   作成日時 : 2015/05/26 09:01   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 2

☆☆★(5点/10点満点中)
2013年中国=香港映画 監督ディン・シェン
ネタバレあり

「アクション大作にはもう出ない」と言ったジャッキー・チェンがアクション映画に帰って来た。が、香港で作られたシリーズの最新作という位置づけながら、中国との合作となる本作はそれまでの性格とは大分違い、アクションはあってもアクション大作ではないように思われる。

ベテラン警官のチェンが不仲の娘ジン・ティエンに呼び出され、看護婦のはずの彼女が務めているらしいナイトクラブに行き、経営者のリウ・イエを恋人と紹介される。その直後リウは部下を使って彼を昏倒させて拘束、ティエン以下ナイトクラブに来ていた人々を人質に、5年前に薬局殺人事件を起こした囚人シュウ・シャオオーを連れて来るように要求する。人質にはチェンも絡んだ事件に関係する人々がいて、この事件で妹に死なれたリウが彼らから真相を聞きだすと共に復讐を果たそうとしていることが判って来る。

というお話で、序盤から回想シーンを多用し、本作が過去に拘る映画であることを宣言するのは作劇上整合性が取れて悪くない反面、展開が鈍重になっている印象は否めない。クローズド・サークル型若しくは極限状況のお話も昨今は粗製乱造気味だから有難くないどころか、陳腐に思えて来る。

アクションは冒頭で述べたように、従来のチェンの体を張ったアクションという感じではなく、ショットを早めに切るなどして誤魔化した部分が多く、彼の年齢を考えればやむを得ないものの、35年ほど彼の映画を観てきたオールド・ファンには些か寂しさは禁じえず。これが一番の弱点じゃろ。

例によって本編が終わった後にNGシーンを紹介しているが、これも良し悪しである。良いのはしっかりエンド・ロールを観て貰えるということであるが、本作のようにシリアスなトーンの映画でこれをやられると余韻に浸る間もなく現実の世界に引き戻されてしまい、誠に味気ない思いをさせられる。今更ながら一考を要す。

「政界から身を引く」と宣言した橋下さんもこの式で行きますかな。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
『ポリス・ストーリー レジェンド』
□作品オフィシャルサイト 「ポリス・ストーリー レジェンド」□監督・脚本ディン・シェン□キャスト ジャッキー・チェン、リウ・イエ、ジン・ティエン、グーリー・ナーザー、      リュウ・ハイロン、ジョウ・シャオオウ、ユー・ロングァン■鑑賞日 6月15日... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2015/05/26 17:08
ポリス・ストーリー/レジェンド ★★★★
アジアが誇るスーパースター、ジャッキー・チェンが主演を務め、興行的にも大ヒットを記録した人気シリーズ『ポリス・ストーリー』の第6弾。仕事熱心なベテラン刑事と一人娘の確執を発端に、まるで要塞のようなナイトクラブに突如監禁された人々が体験するカオスな状況を... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2015/05/26 19:20

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
どんな俳優も年齢には勝てませんな。

橋下さんは性急過ぎましたな。じっくりとやるべきだったな。
ねこのひげ
2015/06/01 05:34
ねこのひげさん、こんにちは。

>年齢
本当は路線変更できれば良いのでしょうが、ショーン・コネリーのように上手く行くケースはまれですね。スタローンも未だに若い時と同じことをやって(やらされて)いる^^;

>橋下さん
自民党は都構想に反対していたけど、国政を考えると本当は勝ってほしかったんじゃないかなあ。政治の世界はよく解らん(笑)
オカピー
2015/06/01 10:50

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
映画評「ポリス・ストーリー/レジェンド」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる