プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画評「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」

<<   作成日時 : 2015/02/26 09:04   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 2

☆☆★(5点/10点満点中)
2012年港映画 監督リョン・ロクマン、サニー・ルク
ネタバレあり

香港、警察長官が海外に出張中に緊急出動した警察隊5人が何者かに拉致される。
 この事件を巡って“行動班”の副長官レオン・カーフェイと“保安管理班”の副長官アーロン・クォックが指揮権争いを演じて、拉致されたメンバーの中に息子のいるカーフェイでなくクォックが結局不在の長官の代理として、身代金を犯人の指示通りに受け渡しに出かけることになる。
 高速道路を使った受け渡しの銃撃戦で部下が死亡、警察内部犯行説が有力になり双方が疑いを深める中、クォックは事情を聞こうとした金庫係の暗殺現場にも居合わせる。やがて捜査手法を巡って監察機関が捜査に乗り出し、クォックはピンチを迎える。

内部調査部が絡むアメリカの刑事映画は幾つも観たが、香港にも警察を取り調べる立派な第三者機関があったとは知らなんだ。
 しかし、クォックとカーフェイの対決図式は型通り、身代金受け渡しの場面などどこかで観たことがある場面が多くて新味がないのに加え、登場人物の名前を一々紹介するスタイルが戴けず、(TVで観る限り)画面が日本の刑事ドラマ(の映画版)みたいに見えて意外と安っぽい。最近昔の映画を多く見ているせいかもしれないが、フィルムの香りのしない画面を観ていると寂しくなって来る棺桶予備軍であります。

最終的に香港の治安体制を賛美するような印象になっているのも、良い気なもんだという気がする。

甚だぎこちない邦題です。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
コールド・ウォー 香港警察 二つの正義★★★★
繁華街で起きたテロ・警官誘拐事件をきっかけに、香港警察内部の昇進をめぐる争いや陰謀渦巻く汚職の実態が明らかになっていくサスペンスアクション。予測不能のドラマが展開する本作は、香港でヒットし、第32回香港電影金像奨の主要9部門での受賞を果たした。レオン・カ... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2015/02/26 11:00
黒幕は誰だ〜『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』
 寒戦 ...続きを見る
真紅のthinkingdays
2015/02/26 12:23
『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』
(英題:Cold War) ...続きを見る
ラムの大通り
2015/02/26 22:55

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
日本の警察にも内部監査機関のような組織があった方がよさそうですね。
先日もニュースでやっておりましたが、事情聴取するのに恫喝して自白を迫るというのが録音されているにも関わらず、コメントをしないとのたまわっておりました。

映画作りをする人たちも考えているようで、リドリー・スコットは『プロメテウス』ではIMAXの20メートルの大画面でも豆粒ぐらいにしか見えない人物描写をしたりしておりました。
とうぜん、テレビやスマホの画面では何が写っているかわからないわけです。
特に『プロメテウス』では3D画面でしかわからない描写が随所に見られましたね。
最新作『エクソダス;神と王』でも映画館の画面でしかわからない表現をしているかも・・・映画館に来させようと映画関係者も色々考えているようです(^o^)/
ねこのひげ
2015/02/27 02:27
ねこのひげさん、こんにちは。

僕も鉄道公安官に無実の罪で詰問されひどい目に遭ったことがありますから、あの録音を聞いて誠に不愉快になりましたね。
どこの国でも官憲はあんなものなのか、我が国の大昔からの伝統なのか。
第三者機関が欲しいですよ。

僕も映画館で観たいのですが、諸事情がありまして・・・TT
オカピー
2015/02/27 21:47

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
映画評「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる