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zoom RSS 映画評「リベンジ・マッチ」

<<   作成日時 : 2015/02/25 10:50   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
2013年アメリカ映画 監督ピーター・シーガル
ネタバレあり

シルヴェスター・スタローンは「ロッキー・ザ・ファイナル」以降リサイクル映画(?)に邁進中である。「エクスペンダブルズ」シリーズしかりで、本作は「レイジング・ブル」(1980年)でボクサー役の経験のあるロバート・デニーロとの共演によるボクシング映画だから、自ずと「ロッキー」(1976年)と「レイジング・ブル」との対決の図式を予想させる。

正にその通り、映画史をなぞるように二人は1980年代前半に活躍したボクサーにして、1勝1敗同士のライバル関係という設定。
 実業家としてそこそこ成功しているデニーロはスタローンが雌雄を決する第三戦を実施する前に引退してしまったのが面白くない。スタローンとすれば恋人であったキム・ベイシンガーを奪ったデニーロが許せず、為に引退したという経緯がある。今はしがない工員である。
 そんな二人がTVで煽られたことから、若い時代のプロモーターの息子ケヴィン・ハートにけし掛けられて60歳を過ぎて30年ぶりの再戦を果たすことになる。

というお話で、ロートル故にコメディー色が強く、アラン・アーキン演ずるトレーナーとスタローンの関係を始め、豚肉工場での練習や生卵ぐい飲みといった「ロッキー」のパロディーが楽しいが、全体として50歳以上の方のほうが楽しめる可能性が高い。「ロッキー」はともかく「レイジング・ブル」やキム・ベイシンガーを知る若い人は熱心な映画ファンであろうから。

それでもティム・ケルハーとロドニー・ロスマンの脚本は極めてオーソドックスで安定感があり、ピーター・シーガルの演出ぶりも無理がないので、見やすい映画になっている。ロングショットに「ロッキー」第一作のそれを思わせるところがあったのには少しジーンとした。新味や刺激を求めない限りそう失望させない出来栄え。

リサイクル映画とは僕が勝手に案出した名称だけど、悪くないでしょ?

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
リサイクル映画・・・・よい表現だと思います。
過去の映画を知っているベテラン映画フアンにとっては、大いに楽しめるし、若くてもマニアックな映画フアンも大いに楽しめるでありましょう。
ねこのひげ
2015/02/27 02:31
ねこのひげさん、こんにちは。

「レイジング・ブル」は、個人的にはピンと来なかった作品ですが、映画ファンならマストの作品ですからね。
かの作品は東京で映画友達と二人で観に行って、二人ともピンと来なかった記憶があります。アメリカではすごく高く評価されていたので期待して見に行ったのに当てが外れた感じでした。今なら解るかな。
オカピー
2015/02/27 21:40

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