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zoom RSS 映画評「スティーブ・ジョブズ」

<<   作成日時 : 2014/12/29 09:32   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2013年アメリカ映画 監督ジョシュア・マイケル・スターン
ネタバレあり

邦題通り、2011年に56歳で亡くなったアップル社の共同創設者スティーヴ・ジョブズの伝記映画である。

1970年代半ば大学を辞めたジョブズ(アシュトン・カッチャー)は、友人スティーヴ・ウォズニアック(ジョシュ・ガッド)が趣味で作っているコンピューター(基板)が時代を先取る優れたものであることに気付き、口利きの苦手な彼に代わって取引先を探し、ガレージで懸命に作ったものをApple1として売り出す。

以降順調に業績を伸ばして大企業に成長、様々な出来事を経て2001年にi-Podを発表するまでのジョブズ個人の浮き沈みを綴っているが、ただ漠然とエピソードを並べ繋げているだけで陰影に乏しく、全くの凡作。
 強引さが取締役会に嫌われて、自ら推進する企画から、果ては会社から放逐されてしまったり、逆に呼び戻してくれた恩人のCEOを追い出したり、正に生き馬の目を抜くようなアメリカ企業の在り方に一定の興味を持たせてくれる程度。見せ方に同じコンピューター関連の「ソーシャル・ネットワーク」ほど一般ドラマとしての工夫がなく、強引な処世術以外にジョブズの人となりがまるで見えて来ないのでは、個人の伝記映画として面白味がないと言うしかない。

アシュトン・カッチャー以下役者が上手く似せていても、内容が空疎では意味がない。

最近は採点がしにくい作品が多いのだけれど、これは付けやすかったなあ。

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スティーブ・ジョブズ/アシュトン・カッチャー
2011年に56歳の若さで亡くなられた&#63743;Apple社の創業者でコンピューター界の巨匠スティーブ・ジョブズの実像に迫る伝記ヒューマン・ドラマです。生粋のApple信者な私にとって文字通り ... ...続きを見る
カノンな日々
2014/12/29 10:49
スティーブ・ジョブズ ★★★
2011年に死去したアップルの創設者、スティーブ・ジョブズの生涯を描く。大学を中退し禅や仏教に傾倒しながらも、無為の日々を送るジョブズは、親友のウォズニアックの趣味であるコンピュータに興味を持つ。2人は友人たちの協力を得て世界初の個人向けマシンApple Iを商品... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2014/12/29 17:25
スティーブ・ジョブズ
スティーブ・ジョブズ &#039;13:米 ...続きを見る
C’est joli〜ここちいい毎日を♪...
2014/12/29 23:01

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
好意的に描くにしろ、批判的に描くにしろ、実在の人物を描くというのは難しい物ですね。
映画的面白さがなかったですね。
北朝鮮の三代目を茶化した映画も内容的にはたいしたことはないようですが、怒って大騒ぎしてくれたおかげで、興業的にはヒットしたようです。
ねこのひげ
2014/12/30 08:39
ねこのひげさん、こんにちは。

現役のブッシュ大統領を描いた作品でさえもう少し面白く出来ていたのですから、アングルを付けられればもっと面白くなったでしょうに、ジョブのネームバリューにおんぶしただけの内容では脚本家が批判されても仕方がないですね。

>北朝鮮
中国国境では一部朝鮮人の間で既に観られていると今日の新聞に書かれていましたね。こういうのが流れると体制維持が厳しくなるので、取り締まるわけでしょうが。
「007」の旧作やその他の作品で腐るほど北朝鮮や将軍様は揶揄されているわけですが、実名でないから良いわけですか。
オカピー
2014/12/30 18:34

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