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zoom RSS 映画評「スマイル、アゲイン」

<<   作成日時 : 2014/08/06 09:57   >>

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☆☆(4点/10点満点中)
2012年アメリカ映画 監督ガブリエレ・ムッチーノ
ネタバレあり

幸せのちから」(2006年)を割合評価したガブリエレ・ムッチーノ監督の新作であるが、あの作品に比べると嘘の付き方が上手くない。

英国リーグで活躍しながら怪我で引退した元サッカー選手ジェラード・バトラーは、別れた妻ジェシカ・ビールと9歳の息子のいるアメリカはヴァージニア州に越してくるが、家賃さえも滞納するほど落ちぶれている。
 週に一度くらいは会えるらしい息子ノア・ロマックス君のしている少年サッカーを見学するうちにどうにもコーチの指導がまずい為に口を挟んだ結果コーチになり、少年選手たちの母親たちから猛烈なアタックを掛けられる。下種な夫デニス・クェイドと上手く行っていないユマ・サーマンであり、元TVレポーターの離婚女性キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、等である。
 しかし、息子たちにサッカーを教えるうちに家族の大事さに気付き始めた彼は、もはやアヴァンチュールに興味を持てず、何とか息子との良好な関係を保つのが人生の目標となり、あわよくば結婚を控えている妻との寄りを戻したいとまで思うようになる。そして、キャサリンの口利きでスポーツ大手TV局ESPNのキャスターの仕事に就けたのに、息子を思って途中で引き返すと、その先には善良な婚約者との関係を切ったジェシカが待っている。

脚本の出来が余りヨロシクない。
 主人公は昔は知らず、今は息子との関係を良くしたいと願う良きパパである。しかし、こういうストレートな話を後味良く見せるには婚約者をもう少し欠点のある人物にしないと気持ちよく観終えられない。
 また、ジェシカが折角婚約者との関係を断ってくれたのに彼は何故にサインを交わしたESPNに就職しない? 引っ越し途中で戻ってきたからと言ってジェシカはもはやフリーなのだから特段の支障はないと思われる。全部上手く行くのは不自然すぎると脚本家氏は思ったのだろうが、寧ろ逆で、前妻が帰って来たのであればESPNに行かない方が変である。変に思わせない為には、彼女や息子がその土地に拘る理由やESPNとの契約条件などを伏線として示しておかなければならないが、それをしていない以上、この作品の流れの中では全て最高の結果に辿り着いたほうが本当らしいのである。

女性が次々と彼の家に出たり入ったりする辺りのクラシックな扱いにシチュエーション・コメディー的に楽しめる部分はある。オールド・ファンだからね。

ESPNのホームページにはご贔屓松井秀喜氏がヤンキーズで頑張っていた時にデータ・チェックでお世話になった。ものすごいデータ量だった。個人成績についてだけでも日本のスポーツ紙の10倍くらいの情報がある。反して、スポーツ紙以上のデータを載せている日本のHPを僕は知らない。

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スマイル、アゲイン ★★
ヨーロッパサッカーの元スタープレーヤーが、別れた家族との絆を修復するために奮闘する姿を感動的に描くヒューマンドラマ。『300 』などのジェラルド・バトラーが、息子のサッカーチームのコーチを務める元カリスマ選手を演じるほか、ジェシカ・ビール、キャサリン・ゼタ... ...続きを見る
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
欠点のないのが欠点という人物でありましょうか・・・
女性から見ると物足らなく感じるのかもしれません。
断ったことを後悔して、なんとかもう一度雇ってもらえないかと悩んでいるところに、電話がかかってきて・・・・歓喜・・・というような結末の作品を観た覚えがありますが・・・・なんだったか?
ねこのひげ
2014/08/09 18:42
ねこのひげさん、こんにちは。

こういうストレートな映画では決別される人が良い人では観客が困ります(笑)

そんなお話もあったような気がしますが、解らんですなあ^^
オカピー
2014/08/09 20:29

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