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zoom RSS 映画評「地平線から来た男」

<<   作成日時 : 2014/06/03 09:15   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
1971年アメリカ映画 監督バート・ケネディー
ネタバレあり

バート・ケネディー監督=ジェームズ・ガーナー主演のコンビで楽しませてくれたコミカル・ウェスタン「夕陽に立つ保安官」の続編、否、主人公は全く別人なので姉妹編と言うべきだろうが、Support Your Local…という原題が途中まで共通しているのでシリーズとして作られたのは間違いない。こちらは初鑑賞。

酒に酔った勢いか何かで大年増メアリー・ウィンザーと婚約してしまった賭博師もどきガーナーが彼女の寝ている間に途中の駅で降りる。その町は鉱山の本脈を巡ってハリー・モーガンとジョン・デナーが抗争中、モーガンはガーナーをデナーが呼んだと聞いた凄腕ガンマンと勘違いし、有利な条件を出して自らの味方に付けようとする。時々ルーレットの23に賭けたくなる奇病を持っているガーナーはそれで失くした大金を補填しようと、自分ではなく知り合ったばかりのへっぽこガンマン、ジャック・イーラムを名ガンマンに仕立て用心棒代をせしめる。

その際ガーナーの取り分が6割、イーラムが4割なのは前作の踏襲、最後に女性が経営する店が偶然爆破されるのも同じ・・・といった具合に前作と続けて観たほうがルーティンの面白さが味わえる。
 前作のジョーン・ベネットに相当する娘スザンヌ・プレシェットも登場、しかもまたまたモーガンの娘役で、彼女に声を掛けると下手な銃を撃ちまくられるというマンガみたいな馬鹿馬鹿しい設定もある。

ガーナーの奇妙な賭博癖やちゃっかりマネージャーぶりと言い、最後に登場する本物チャック・コナーズのずっこけぶりと言い、「荒野の決闘」「リオ・ブラボー」など本格決闘映画のパロディーとして笑わせようという趣向が目立つ「保安官」に比べるとギャグ優先で、面白味(興味の意味なり)は少々落ちる。どちらが笑えるかと言えば、あちらのお笑いには本格的なところを少しずらした高級さがあったのに対しこちらは直接的なお笑いなので、前作の笑いどころがよく解らなかった西部劇の初心者に向いているかもしれない。

ガーナーの乗った列車が開巻と終幕とで綺麗な対称を成す形で使われている等、構成はなかなかきっちりした印象。

観ていたつもりが観ていなかった。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ねこのひげは観てないと思ったら観ておりました。
多くの映画を観ているとこんがらかって困りますな〜
ねこのひげ
2014/06/08 08:59
ねこのひげさん、こんにちは。

40歳くらいまでは、観た作品の題名と付けた採点はほぼ完璧に憶えていたですがねえ。最近はとんと駄目ですわ^^;
オカピー
2014/06/08 21:15

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