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zoom RSS 映画評「馬と呼ばれた男」

<<   作成日時 : 2014/03/11 11:13   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
1970年アメリカ映画 監督エリオット・シルヴァースタイン
ネタバレあり

ニューシネマ中期の西部劇。
 二回目の鑑賞で、大体の出来栄えは頭の片隅に残っていたが、詳細はよく憶えていず、異色の内容にそれなりに楽しめた。

イギリスの貴族リチャード・ハリスがアメリカに旅し、ダコタで狩猟を楽しんでいる時にスー族に襲われ、馬扱いを受けて全裸で引き回される。その屈辱たるや想像に余りあるが、貴族にしては根性が坐っていて勇猛な戦士ぶりを発揮すると馬から格上げされ、見そめた酋長の娘コリンナ・ツォペイを妻に貰い受ける為に厳しい儀式に堪えることになる。この高いハードルも無事超えて部族の長になるが、敵対するショショニ族との戦いが激化、酋長も妻も失って祖国に戻る旅に立つ。

お話全体はさほど面白いとは言えないものの、今では勿論見られないインディアンの古俗が色々と観られるのが民俗学的に興味深く、他の白人を序盤以外に全く絡めない展開もニューシネマとは言え異色、ハリスが暫く全裸でいるというのも変わっていて、観る価値は十分あると思う。
 現在ならもっと残忍な描写になっているだろうと思われる個所も多い。そして、「死の追跡」など執念や頑固さが似合うハリスらしい役柄があって初めて面白く観られるような印象がある。

実はこの後作られた「サウス・ダコタの戦い」という続編は未見。

十年くらい前「ハリー・ポッター」の校長が亡くなったと大騒ぎしていたわが甥がこの作品のハリスを見たら若さにびっくりするだろう。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
なんだか聞いたような・・・・タイトルと思ったら、リチャード・ハリスの名前で思い出しましたよ。
イギリス貴族が酋長になるというので見ましたが、それなりに面白かった覚えがあります。

校長にはびっくりでしたね。
えっ?リチャード・ハリス!?でありました。
ねこのひげ
2014/03/12 02:56
ねこのひげさん、こんにちは。

間違いなく観たことはあるのだけど内容がおぼろげなので、また観てみました。
格別優れてはいないし、インディアン役は殆ど白人俳優なので、ニューシネマと言ってもまたこの程度の意識だったのかという思いもあります。異色ではありました。
ニューシネマにおいて西部劇は重要度の低いジャンルになり、一時期は壊滅状態ですが、現在はニューシネマ時代と同じくらいの扱いですね。年に2、3本作られているものの、パロディーやリメイクが多いのは残念。

>ハリー・ポッター
結局二本しか出ていないのですが、甥にとってはハリスの校長は重要だったようです。
その甥は、今年T大受けましたが、昨日発表があり、かつかつで落ちたようです。W大など私立難関校は全て受かりました。今日は国立後期のH大学で試験中です。こっち受かったらW大とどちらへ行くんだろ?
オカピー
2014/03/12 17:18

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