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zoom RSS 映画評「PARKER/パーカー」

<<   作成日時 : 2013/12/14 10:03   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2013年アメリカ映画 監督テイラー・ハックフォード
ネタバレあり

ドナルド・E・ウェストレイクがリチャード・スターク名義で発表した「悪党パーカー」シリーズをテイラー・ハックフォードが映画化したサスペンス・アクション。実はこのシリーズ、50年選手である。

天才犯罪者パーカー(ジェイスン・ステイサム)が他の四人グループと組んでアメリカ映画お馴染みのステート・フェアでの強盗に成功した後、彼らの別計画に乗らなかった為瀕死の重傷を負わせられる。
 農夫一家に救われた彼は病院から脱出、復讐の為に四人を始末してさらに強奪物まで奪取しようと企み、強盗予定現場の情報を得る為不動産会社の女性社員レスリー(ジェニファー・ロペス)に近づく。一方、彼がまだ生きていて接近していることを知った四人グループは刺客を放って彼を亡き者にしようと画策する。

それをパーカーがいかにクリアするのかお楽しみ・・・という内容で、序盤パーカーが神父に化けて計画を遂行するフェアの一幕などクラシックなサスペンスぶりで程々楽しめるが、彼が病院を抜け出すちょっとしたサスペンスは定石的処理で不満が残る。ホテルでの格闘では相手を倒す為に故意にナイフを手に突き刺させるのはなかなか凄味がある。
 但し、格闘の見せ方は何をやっているか解らないほどではないながら、例によって細かく刻んでいるのが気に入らない。アクションをきちんと見せるアメリカ映画(他国も似たりよったり)は絶滅危惧種状態になってしまった。

いよいよ直接相対峙する終盤でジェニファーが人質になった為に生じるサスペンスとアクションは可もなく不可もないといった程度。

ハックフォードという監督は良い作品の後は何故か平凡な作品を作る傾向にあって、9年も前になる前作「Ray/レイ」が題材にも恵まれて非常に良い作品であったことを考えると、順番通りの凡作に終わったと言うべし。

やはりスタークの映画化ではジョン・ブーアマンによる「殺しの分け前/ポイント・ブランク」(1967年)のハードボイルドさが印象に残っている。本作よりかの作品をお薦めしたい。

この万年筆、書き味がもう一つでした。

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PARKER/パーカー/ジェイソン・ステイサム
リチャード・スタークのハードボイルド小説「悪党パーカー」シリーズを『Ray レイ』のテイラー・ハックフォード監督が映画化した作品です。原作のことは存在すら全く知りませんので ... ...続きを見る
カノンな日々
2013/12/14 22:19
『PARKER パーカー』
□作品オフィシャルサイト 「PARKER パーカー」□監督 テイラー・ハックフォード□脚本 ジョン・マクラフリン□原作 リチャード・スターク「悪党パーカー 地獄の分け前」□キャスト ジェイソン・ステイサム、ジェニファー・ロペス、ニック・ノルティ■鑑賞日 ... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2013/12/14 22:34

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
小説のイメージのほうが強い感じでいまいちでしたね。
長いシリーズは難しいですね。
こんどまたルパン三世が実写で映画化されますが、これも賛否両論かな?
それとも非難轟々かな?
ねこのひげ
2013/12/15 06:22
ねこのひげさん、こんにちは。

部分的に良いところはあったのですが、全体としては平凡でした。

>実写
コミックはともかく、有名なアニメの実写は止めた方が良い。
「デビルマン」「宇宙戦艦ヤマト」「ゲゲゲの鬼太郎」・・・
良く出来ていても、違和感は絶対残りますからね。
オカピー
2013/12/15 20:54

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