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zoom RSS 映画評「ソウル・サーファー」

<<   作成日時 : 2013/10/21 10:20   >>

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☆☆☆(6点/10点満点中)
2011年アメリカ映画 監督ショーン・マクナマラ
ネタバレあり

またまた実話の映画化。鑑賞時夢も希望も感じられない空想作品が続いていたので選んでみたのだった。スマトラ沖地震と相前後しているのを見ると、10年ほど前の出来事らしい。

ハワイ、13歳少女べサミー・ハミルトン(アナソフィア・ロブ)がプロ・サーファーを目指して日々を送るある日、サメに襲われる。一命は取り留めるものの、サーファーを続けるのに欠かせない片腕を失ってしまう。明るく振る舞っているが、再起を期した試合で前のようにできない現実に突き当り、絶望感に襲われる。地震被害地をボランティアに訪れた彼女は命のある有難味を痛感、父親の細工も功を奏して大会で立派なサーフィンを披露する。

その後彼女は夢を叶えてプロ・サーファーになった。現在アメリカではかなり有名な人のようで、メジャー・リーグの始球式をこなすご本人のフッテージ映像もある。

最後に本物の映像を見せるのが最近の実話ものの常套手段になりつつある。「シンドラーのリスト」(1993年)で本物の映像を見た時感動した本編が白けて見えて以来、実話とは言え一度劇映画とした以上は本物の映像を交えるのには反対なのであるが、本作に関しては文句を言うまい。

基本的には感銘を誘発することを目的とした作品でありながら、作り方が非常に素直で、これ見よがしに感動させようなどと変な小細工をしていないのが良い。八月に観た邦画「252 生存者あり」とは正反対の作り方と言うべし。但し、全体の評価に影響を及ぼすほどではないが、彼女が襲われる直前に「ジョーズ」(1975年)のように水中から見上げるような(サメの主観)ショットを挟むのは、サスペンス映画ではないのだから過剰なサーヴィスであるような気がする。

VFX技術が凄い。昔の映画は手を後ろに回して角度を付けて撮影することで手が失われたように見せかけたものだが。

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ソウル・サーファー
公式サイト。原題:Soul Surfer。ベサニー・ハミルトン原作、ショーン・マクナマラ監督。アナソフィア・ロブ、デニス・クエイド、ヘレン・ハント、ロレイン・ニコルソン、キャリー・ ... ...続きを見る
佐藤秀の徒然幻視録
2013/10/21 12:16
『ソウル・サーファー』
□作品オフィシャルサイト 「ソウル・サーファー」□監督・脚本 ショーン・マクナマラ □脚本 デボラ・シュワルツ□原作 ベサニー・ハミルトン、シェリル・バーク、リック・バンシュー□キャスト アナソフィア・ロブ、デニス・クエイド、ヘレン・ハント、ロレイン・ニ... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2013/10/21 12:26
ソウル・サーファー/アナソフィア・ロブ
この映画の題材となっているサメに襲われ片腕を失ったサーファーの少女・ベサニー・ハミルトンのニュースはテレビでも見て覚えていました。その後彼女が再起もしたというエピソー ... ...続きを見る
カノンな日々
2013/10/21 17:22
『ソウル・サーファー』('12・初鑑賞65・劇場)
☆☆☆☆★ (10段階評価で 9) 6月11日(月) 109シネマズHAT神戸 シアター6にて 13:00の回を鑑賞。 ...続きを見る
みはいる・BのB
2013/10/21 20:27
ソウル・サーファー
原題 SOUL SURFER 製作年度 2011年 原作 ベサニー・ハミルトン/シェリル・バーク/リック・バンシュー   『ソウル・サーファー サメに片腕を奪われた13歳』(ヴィレッジブックス刊) 上映時間 106分 監督 ショーン・マクナマラ 音楽 マルコ・ベルトラミ 出演 アナソフ... ...続きを見る
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2013/10/22 00:12
「ソウル・サーファー」
直球どまんなか! ストレートに伝わってくる。 試練。あきらめない心。笑顔。家族。心を揺さぶる快作! ...続きを見る
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
テレビでこの映画のメイキングを見せてましたがVFXもこういう使い方ならいいでしょうね。
昔の丹下左膳などは不自然でしたからね。

むかし、サメがダイバーの足を食いちぎるのをテレビの海のドキュメンタリー番組で見たことがありますが・・・浮上していくダイバーを下から映していたら、横からスーッと泳いできたサメがパクッと膝から下を食ってしまいました。
いまだったら、ぼかしを入れるでしょうね。
『ジョーズ』より以前のテレビの番組でした。
スピルバーグも観ていたのかな?
ねこのひげ
2013/10/23 02:37
ねこのひげさん、こんにちは。

>VFX
CGを使いたいが為にお話をでっちあげる作品が多くなったのがそもそも今の映画がつまらくなった最大要因とさえ思っていますが、あるものを消したりする合成したりするのは大いに結構ではないでしょうか。

黒沢明が「天国と地獄」の撮影の為に家が邪魔になるとか言って国による立ち退きまがいのようなことをする必要もなくなりますものね。
時代劇撮影に邪魔になる電信柱や電線もホイサッサと消せてコスト減できます。

>サメ
恐ろしいですね。
人食いサメは少ないと言いますし、そうしたサメも常時人を襲おうとしているわけではないはずですが、結構襲われますね。
「ジョーズ」の成功の一因はサメ視点を入れたことでしょうけど、本作には要らんでしょ^^
オカピー
2013/10/23 21:00

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