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zoom RSS 映画評「白雪姫と鏡の女王」

<<   作成日時 : 2013/09/25 10:44   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2012年アメリカ映画 監督ターセム・シン
ネタバレあり

20世紀の終りくらいから映画の世界では強い女性が目立つようになり、有名なお話もその影響を受けて、グリム童話誕生200年で競作となった「スノーホワイト」ほどでないにしても今回の白雪姫も大分活発でござる。
 アウトラインは世間によく知られているお話(どちらかと言えばグリム童話ではなくディズニー映画版)に沿っているが、コメディー色を強める為に色々と換骨奪胎が行なわれている。

王様を追いやった後妻の悪徳王妃(ジュリア・ロバーツ)は自らの散財の為にお金がない。盗賊に襲われた若いハンサムな王子(アーミー・ハマー)が王宮に助けを求めてきたのに再婚話を進める資金がないので、どこぞの国みたいに、国民に増税を押し付ける。
 これを知った白雪姫(リリー・コリンズ)は森に追いやられて七人の小人実は盗賊と知り合い、大臣から盗んだお金を国民(町民と言うべきですかな)に返して小人のおかげとした為本当は不本意な彼らも悪い気はしない。
 王妃は媚薬で王子を靡かせて遂に結婚の運びとなり、姫を悲しませる。しかし、白雪姫が王妃の繰り出す怪物の退治に活躍すると、魔法はすべて解かれて龍に変身させられていた父王が人間に戻り、王妃は老婆と化す。

かくしてめでたく姫と王子は結ばれましたとさ、というお話は今さら何と言うことはない。王女の活発化や王子・小人の滑稽で少々毒のある扱いなど21世紀らしい味付けはあるものの、基本となるお話が余りにもお馴染みなので先がどうなるかという楽しみに欠けるのである。

監督を任せられたターセム・シンとしては、衣装(例によって石岡瑛子。本作が遺作)や配色に彼らしい楽しさがあるものの、オリジナリティの高いお話で力を発揮して貰いたいところ。

リリー・コリンズの眉毛は80〜90年代前半の日本女性みたい。日本人は何でもすぐに右に倣え(今や高校野球の選手まで眉毛を抜く)のに比べて、西洋人は本当に個性を大事にする。

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2013/09/25 10:56

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
吸血鬼と狼男の次は童話の世界かとあきれましたが・・・・それなりに楽しめましたけどね。
アメリカのテレビのほうでも童話を元にしたドラマが当たっているようで、こんどNHKでも放映されるようですね。
子供が見るような内容ではないようで、深夜枠のようですが。。。。。
ねこのひげ
2013/09/29 09:18
ねこのひげさん、こんにちは。

そうですねえ、先を見る楽しみはないですが、しばしば時計を見るという感じでもなかったですねえ。

>NHK
多分見ないだろうなあ(笑)
オカピー
2013/09/29 21:04

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