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zoom RSS 映画評「ミッシングID」

<<   作成日時 : 2013/05/30 14:30   >>

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☆☆(4点/10点満点中)
2011年アメリカ映画 監督ジョン・シングルトン
ネタバレあり

おかしな夢をよく見る高校生のテイラー・ロートナーが幼馴染の同級生リリー・コリンズと共に学校の課題をこなす一環で行方不明児童を調べて行くうちに自分らしき少年を発見、母親マリア・ベロに問い詰めて実際の両親が別にいることを突き止める。その時ショックを受ける間もなく怪しき人物二名が家を急襲、養父母は健闘空しく銃弾に倒れ、家を焼かれてしまう。
 少女と一緒に逃げたロートナー君は精神科医と思っていたら実は事件の裏を知っているシガーニー・ウィーヴァーの援助で逃走に成功するが、結局CIAの現場リーダー、アルフレッド・モリーナの手に下り、一家が襲われた理由を聞かされる。が、その彼も信用しきれない為再び逃げる一方で、少年の持っている携帯に収められた人物リストを狙っている悪党ミカエル・ニクヴィストをこの手で仕留めてやろうと野球場で待ち合わせ、駆け引きをしているところへフリー・エージェントである実の父親も駆け付け、サスペンスを構成していく。

1980年くらいから若者が大事件に巻き込まれるサスペンス映画がぼつぼつ作られてきたが、一見それなりのお話になっているものの、サスペンス映画としてはご都合主義が目立つ。

一番の問題は、少年がアクセスする保証がないのに悪党がHPをでっちあげている、という事件の発端である。精密な作戦を取っている筈の一味としては偶然に頼り過ぎで、他の映画でも述べたように発端が馬鹿馬鹿しいと作品全体が台無しになってしまい、後は惰性で観るしかなくなる。

そこに加えて、青春映画としての要素もかなりの分量で持ち込もうとしているようで、その為に事件が起きるまでが異様に長い上に、悪党一味に襲われ一応回避した直後にラブ・シーンを挿入するなどサスペンス映画として気が抜ける箇所が多い。

「ボーイズ’ン・ザ・フッド」(1991年)で初めてお目見えした時ジョン・シングルトンはちょっと面白い監督になるのではないかと思ったが、期待したほどの成果を残していず、本作では無気力ぶりが目立つ。

目つきが怖いのでロートナー君がいつか狼に変身するのではないかとヒヤヒヤしながら観ていたです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
青春映画の部分が長く退屈でありましたね。
バランスが悪い例でしょう。
ねこのひげ
2013/05/31 18:50
ねこのひげさん、こんにちは。

>バランス
虻蜂とらずとも言って良いでしょうね^^
オカピー
2013/05/31 21:08

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