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zoom RSS 映画評「ジャックとジル」

<<   作成日時 : 2013/01/30 09:44   >>

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☆☆(4点/10点満点中)
2011年アメリカ映画 監督デニス・デューガン
ネタバレあり

長ぐつをはいたネコ」の“ジャックとジル”の凶暴夫婦が主演に回ったスピンオフ映画ではなく、アダム・サンドラーが一卵性双生児の兄妹を一人二役で演じた怪コメディーである。

一卵性では一般的に同性が多いが、別の性で生まれてくるケースもあるらしい。本作の場合も、一卵性故に男と女の違いがあるだけで見た目はそっくり。
 しかるに、その人生が180度くらい(笑)違っていたところから始まる悲喜劇で、美人の妻ケイティー・ホームズとの間に子宝に恵まれた広告代理店勤務のジャックは、感謝祭のシーズンだけ訪れる男性にチヤホヤされた経験のない妹ジルの天真爛漫な性格が引き起こす大騒動に閉口しながらも、CMへの出演を持ちかけているアル・パチーノ(本人役)にそんな彼女が惚れられ、商売女扱いは嫌と逃げる騒動を収束させると同時に仕事の話もまとめようと奮闘するうちに彼女が持っている優しさに気付き、兄妹愛を確認し合う。

前半はサンドラーの女装だけが見せ場(?)としか言いようがないだらだらした展開で退屈千万。これだけ興味が持てない映画を見るのも久しぶりというくらいつまらない。何とか興趣が湧き始めるのは、バスケットボールの試合でパチーノが双子に出会って、出演検討中の「ラ・マンチャの男」で主人公のドン・キホーテが醜女の下女を絶世の美姫ドルネシアとして崇めるように大概の男性なら逃げていくジルに夢中になる件(くだり)からで、「ゴッドファーザー」を始めパチーノの映画経歴を活用した台詞や設定がなかなか可笑しい。

が、ジャックがパチーノに対して行なう小細工の必要性が劇的に今一つ理解できず、誠に具合の悪い紆余曲折にも拘らずCM出演受諾に繋がっていく流れも良く解らない。どうでもいいことながら、最後にCMの試写を見てパチーノが断固拒否する理由も解らない。撮影中にどういうものになるかくらい十分に解るだろうに。

有名な俳優が出ているもっと優れた作品がお蔵入りする中、よく日本で劇場公開されましたなあ。

WOWOWが「長ぐつをはいたネコ」の翌日に放映したので、本当にスピンオフかと思ったわけ。

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ジャックとジル/アダム・サンドラー
アダム・サンドラーが一人二役で双子の兄妹を演じるコメディ映画というところまでは知っていたんですが、最近キャスティングを確認してビックリ。アル・パチーノ、ジョニー・デッ ... ...続きを見る
カノンな日々
2013/01/30 10:57

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
これは、アル・パチーノが出ているというだけで観ましたけどね〜
なんたることか・・・・・であります。
向こうで、撮影スタッフの仕事をしているのが言ってましたが、アル・パチーノは、すごいオーラだったそうであります。
ねこのひげ
2013/01/31 06:26
ねこのひげさん、こんにちは。

>なんたることか
正に!
しかし、その「なんたることか」がなければ退屈千万だったわけでして^^;

>撮影スタッフの仕事をしているの
おおっ、そういう友達がいると面白そうですね。
ぼくは、映画批評もなさるオーディオ評論家の前でドキドキして上手く話せなかったことがありますよ。
淀川さんは平気だったのに。尤も距離がだいぶあったから平気だったんでしょうけど。
オカピー
2013/01/31 20:27

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