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zoom RSS 映画評「スパイキッズ4:ワールドタイム・ミッション」

<<   作成日時 : 2012/07/24 09:00   >>

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☆☆(4点/10点満点中)
2011年アメリカ映画 監督ロバート・ロドリゲス
ネタバレあり

8年ぶりのシリーズ第4作とな。本作の中の台詞にもあるように、5年も経てば子供は子供でなくなってしまうので、主役は三作までと交代になっております。

“スパイハンター”という訳の解らない番組のホストを務めているジョエル・マクヘールの双子の娘ローワン・ブランチャードちゃんとメースン・クック君は、新しく継母になったデザイナーのジェシカ・アルバが気に入らず、生まれたばかりの赤ちゃんにうんざり。
 そんなある日世界では悪党タイムキーパー(ジェレミー・ピヴェン)が時を速め、さらに時間を完全に支配することを可能ならしめる秘石クロノスサファイアを狙って動き出し、何故か二人の家を攻撃し始める。喋るロボット犬に連れ出された二人は、実は継母がローワンちゃんに進呈したネックレスこそその秘石で、ジェシカが引退した敏腕スパイと知り、協力して敵に立ち向かう。

という、文字通り家族が主役となるファミリー映画版スパイ・サスペンスで、前作までの主役アレクサ・ヴェガとダリル・サバラも登場するが、8年ぶりなのである程度の大人になっている。特にアレクサ嬢(製作時23歳)は年齢不詳の雰囲気濃厚で、7歳年上のジェシカとどちらが年上か解らない印象すらある。

タイムキーパーの動機が他愛なく一般的なタイムトラヴェルものと大して変わらないし、時が支配されるとどういう困ったことが起きるかピンと来ない部分もあって余り興味深く観られるとは言えず、家族ぐるみのスパイものならジャッキー・チェンが一般人を装う中国人スパイに扮した「ダブル・ミッション」のほうがピンチの内容が具体的であり、定石を巧く使ってパロディー気分満載で作られている分楽しく見られる。

一番良いのは87分と上映時間が短いことながら、内容が伴わないのでは意味がない。意味なく長いよりはずっと良いというだけでござる。

前作までと同様脚本・監督はロバート・ロドリゲスで、その他共同で製作・撮影・音楽も担当。御苦労さんなこって。

柳の下にドジョウは4匹いたでしょうか? ドジョウと言えば・・・我が国の・・・

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
まあ、子供向けのお遊び映画ということでしょうけど・・・・
タイムトラベル物は説明しにくいというか、ご都合主義になるからやめた方がいいですよね。
いま公開中の『メン・イン・ブラック3』もタイムトラベルで、新しい話を作れなくて、過去に逃げている感じですな。
ねこのひげ
2012/07/25 05:31
ねこのひげさん、こんにちは。

本国アメリカでも本作は評判が悪いらしく、IMDbの平均評価は3.4ですよ。僕が見て余り出来が良くないと感じても6点前後行くのが普通なので、これは相当悪いです。

>タイムトラベル物
ウェルズの「タイムマシン」の最初の映画化も僕はがっかりした口。世評は良いらしいけど。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは上手く行った方ですね(特に第1作)。
「タイム・アフター・タイム」も良い部類。ニコラス・メイヤー(脚本)は良い仕事をする。

>『メン・イン・ブラック3』
あっ、そうですか。確かに過去に逃げている感じがしますねえ。
それ以前に、シリーズ物というだけで逆に興味が湧かなくなる年齢になりました。
「007」を楽しみにしていた頃が懐かしい。
オカピー
2012/07/25 21:38
ねこのひげはクリストファー・リーブの『ある日どこかで』なんてすきでしたけどね。
ねこのひげ
2012/07/26 05:04
ねこのひげさん、こんにちは。

>『ある日どこかで』
おおっ、女性陣に特に評判の良い作品でしたねえ。
「激突!」を始め、リチャード・マシスンという人はセンスのある書き手。彼みたいな真の書き手が何名かいれば、ハリウッドも今みたいな惨状にならずに済んだのに。
これ、WOWOWさん、放映してくれないかな。
オカピー
2012/07/27 14:38

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