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zoom RSS 映画評「続・座頭市物語」

<<   作成日時 : 2011/11/08 09:57   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
1962年日本映画 監督・森一生
ネタバレあり

結局25作も大映で作られ若しくは公開された「座頭市」シリーズだが、この第2作は第1作のヒットで慌てて作ったものと思われる。第1作と同じ犬塚稔の脚本とも思えぬつまらなさである。

第1作の宿に戻って来たあんまの市(勝新太郎)が、宿泊中のある殿様をもむことになるが、殿様がちと頭に来ているのをご公儀に知られてはまずいと臣下たちが彼を暗殺しようとして返り討ちに遭う。前作で縁のあったヤクザの一味も殿様側に付くが手も足も出ない。

というだけの単純なお話で、それでは映画にならぬと思ったらしく、一人の女性を巡って争った上にお尋ね者に落ちぶれた男(城健三朗=若山富三郎)を交錯させ、この二人の間で派手な立ち回りでもあると予想させておいて実は兄弟と種明かしをし、ちょっと斬り合ったところで公儀の連中が現われ二人で逃げるという中途半端な扱いで、誠にがっかりさせる。

監督もスタイリッシュで実に面白い絵を撮る三隅研次から森一生に変わって絵的にも物足りない。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
そういえば、『ゴジラ』の二作目も酷かった覚えがあります。
1作目をテレビで見てすごかったので、期待していて見たらガックリ!
1作目がヒットしたので、あわてて作らされたんでしょうね。特撮シーンも酷かった。
綾瀬さんや香取くんの『座頭市』もよくわからん映画で、なんで、いまごろ?でした。
二人とも似合わないし・・・
やっぱり『座頭市』は勝新ですが、これは、ちょっと?でしたね。
ねこのひげ
2011/11/09 06:29
ねこのひげさん、こんばんは。

「ゴジラ」の二作目は僕もがっくりした口ですが、一作目が風刺的な面から評価されるのは嫌なんですよね。怪獣映画の嚆矢として純粋に評価して欲しい。

>香取くんの『座頭市』
観ていない作品については何も言えませんが、何で今頃ぞろぞろ作られるんでしょ?

本作は上映時間も70分ちょいですし、話もTVの「水戸黄門」みたいなもんでした。兄弟の立ち回りだけは良かったけど、ほんのちょっとで終っちゃいました。
オカピー
2011/11/09 20:42
>この第2作は第1作のヒットで慌てて作ったものと思われる

なるほど(笑)。そんな感じです

>第一作が余りに素晴らしかったので、第一作に比べて映画的な見栄えがしないということでした。即製という感じでした。

第二作って難しいです。
「続荒野の七人」「続黄金の七人」「ロッキー2」・・・etc.

>実は兄弟と種明かしをし、ちょっと斬り合ったところで

苦しい脚本です。

>彼女の予想以上に国民の反発を招いた結果、大失速したと思います。

「政治屋」の説明。ありがとうございました

>主役ではない人によく注目する蟷螂の斧さんらしい素敵な好みです。

これもありがとうございます
蟷螂の斧
2017/10/20 07:00
蟷螂の斧さん、こんにちは。

>第二作って難しいです
昔は、ヒットすると続編を急遽作ろうとするので、即製てきになって良いものができない傾向がありましたね。
最近は最初からシリーズ(特に3部作が多い)として作るので、2作目だからダメというのは減ってきました。それでも第一作に及ばないという評判が多いですけどね。

>「政治屋」の説明
対象を悪く言う時に使う表現・・・とも言えると思います。
僕は基本がノンポリだから、政治用語は大して詳しくないですが、鋭意勉強中です。
オカピー
2017/10/20 22:13

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