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☆☆☆☆★(9点/10点満点中) 1982年アメリカ映画 監督コスタ=ガブラス ネタバレあり 「Z」「戒厳令」「告白」など政治映画を続々発表してきたコスタ=ガブラスが1982年度のカンヌ・パルム・ドールを受賞した秀作。この頃のカンヌは映画のスタイルに拘らずに受賞作品を選んでいましたな。 1973年、アメリカを去って妻ベス(シシー・スペイシク)とチリに滞在していた作家志望の青年チャールズ・ホーマン(ジョン・シェイ)がクーデターの戒厳令下で行方不明になる。アメリカから事情を聞いて駆けつけた父親エドワード(ジャック・レモン)がベスと共に調査を続けると、兵隊が連れ去ったと言う目撃者が現われる。が、新政権の軍隊も、その背後で暗躍するアメリカの関係者も、協力的なふりをしながら何の手がかりも与えようとしない。それに屈しない二人が歩き回るうちに、やがてチャールズがクーデターの裏工作を詳しく知りすぎた為に殺されたことを突き止める。 こうした内容は今までのコスタ=ガブラスの描いてきた告発的内容と殆ど差はないが、調査を進めるうちに父親が断絶していた息子夫婦の心情を理解するようになるあたり、一見メロドラマ化に走っているようで実は進境を感じさせる。 開巻からの落ち着かない空気がベスが戒厳令下の夜一人取り残される、ひどく緊張感溢れる場面へと流れ込んでいく。調査が進むに連れて真相があやふやになって事件の闇の深さを感じさせる辺りも並々ならぬ力量を示し、内容的には個人の犠牲の上に成り立つ権力の在り方を告発、鑑賞者に義憤と恐怖とを植え付けるのに成功している。この映画を見た後に大韓航空機撃墜事件があり、事件の種類が違うと言えども権力の横暴に身の毛のよだつのを覚えたものである。 ジャック・レモンの力演も印象深い。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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ミッシング
(1982/コンスタンタン・コスタ=ガヴラス監督・共同脚本/ジャック・レモン、シシー・スペイセク、ジョン・シーア、メラニー・メイロン/122分)・お薦め度【★★★★★=大いに見るべし!】 ...続きを見る |
テアトル十瑠 2011/11/22 21:15 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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こんばんは。 |
ドラゴン 2011/11/01 22:16 |
これはなかなかよい作品でした。ジャク・レモンのシリアスな演技もよかった。 |
ねこのひげ 2011/11/02 05:00 |
ドラゴンさん、こんばんは。 |
オカピー 2011/11/02 16:27 |
ねこのひげさん、こんにちは。 |
オカピー 2011/11/02 16:34 |
「ミッシング」放映されていたんですか〜? |
シュエット 2011/11/08 11:04 |
シュエットさん、こんばんは。 |
オカピー 2011/11/08 21:22 |
自国を批判するという題材ではありますが、一方で他国の独裁政権を告発するものでもあり、ハリウッドの勇気(興行的にも、政治的にも)には驚きます。 |
十瑠 2011/11/22 21:27 |
十瑠さん、こんにちは。 |
オカピー 2011/11/23 16:24 |
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