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zoom RSS 映画評「ジェニファーズ・ボディ」

<<   作成日時 : 2011/08/17 09:56   >>

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☆☆★(5点/10点満点中)
2009年アメリカ映画 監督カリン・クサマ
ネタバレあり

ジュノ/JUNO」でアカデミー脚本賞を取ったディアブロ・コディが書き下ろした新作ということで一部映画ファンの注目を集めたようだが、前作とは打って変わり、昔割合楽しんだ「フライトナイト」をちょっと思い出させる青春ホラー映画である。

女子高校生二―ディ(アマンダ・セイフライド)が、親友だかセクシーで男子生徒にモテモテのジェニファー(ミーガン・フォックス)に誘われて、インディーズのロック・バンドが演奏を聴きに近くのバーに出かけるが、バーが火災を起こして命からがら逃げ出す。
 しかし、ジェニファーはバンドの車に乗ってどこかへと消え、やがて彼女の家に血まみれで現われ黒いヘドロのようなものを吐き出す。謎めいたことに翌日再会した彼女は前以上に元気そうで、その頃から男子生徒たちが食いちぎられて殺されるという事件が続発する。

というお話で、ホラー映画の外にコメディーというジャンル分類にもなっている。ロックバンドが大物になる為に悪魔と取引をし処女を捧げたつもりが、彼女が処女でなかった為に悪魔に変身、人体を食さないと肌が荒れてしまう、といった辺りがその所以だが、台詞もコミカルでネイティヴ・スピーカーならそれだけで結構笑えるのだろう。いずれにせよ、もう少しコメディー色を強めた方が性格のはっきりした映画になり、印象が良くなった可能性が高い。ミーガン・フォックスに施された特殊メイクも半端で物足りない。

ジェニファーを殺した罪で服役中の二―ディが彼女に一部噛まれた為に得た力で脱獄する、というのが幕切れで、少しだけ得た力を悪用せずに(?)二―ディがバンドに復讐してジ・エンドとなっているのが嬉しい。

ドラキュラが非処女の血を吸うと吐いてしまう「処女の生血」なんて映画もございましたね。

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ジェニファーズ・ボディ/ミーガン・フォックス
これも予告編での印象がとても強くて気になってた作品です。『トランスフォーマー』のヒロインで脚光を浴びたミーガン・フォックス主演のサスペンス・ホラー。なんですが、予告編 ... ...続きを見る
カノンな日々
2011/08/17 11:55
ジェニファーズ・ボディ
公式サイト。カリン・クサマ監督、ミーガン・フォックス、アマンダ・セイフライド、ジョニー・シモンズ、エイミー・セダリス、アダム・ブロディ。こういう映画をなんと表現すれば ... ...続きを見る
佐藤秀の徒然幻視録
2011/08/17 12:32
ジェニファーズ・ボディ
『JUNO/ジュノ』のオスカー脚本家ディアブロ・コディの授賞後第1作。とある田舎町を舞台に、悪魔に取り付かれた美人女子高生ジェニファーが同級生を次々と襲う。親友のニーディーは何とか彼女を止めようとするが…。ジェニファー役を『トランスフォーマー』シリーズのミーガン・フォックス、ニーディ役を『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライドが演じる。監督はカリン・クサマ。 ...続きを見る
LOVE Cinemas 調布
2011/08/17 17:31
ジェニファーズ・ボディ
2009年 アメリカ 108分 監督:カリン・クサマ 出演:ミーガン・フォックス アマンダ・セイフライド ジョニー・シモンズ J・K・シモンズ エイミー・セダリス 「JUNO/ジュノ」で第80回アカデミー脚本賞に輝き、一躍脚光を浴びた異色の才女D・コディが書き上げた脚本を、「ガールファイト」のK・クサマ監督が映画化。学園ものやホラ・コメ、ガールズ・ムービー等、さまざまなジャンルの要素が混在した、スリルと刺激満点の注目作。いつのまにか悪魔に取りつかれて、よりセク... ...続きを見る
RE940の自作DVDラベル
2011/08/17 21:52
ジェニファーズ・ボディ(2009)
 JENNIFER&#039;S BODY トランスフォーマーに出演して、ブレイクしたミーガン・フォックスがアマンダ・セイフライドとダブル主演している作品。ミーガン・フォックス、セクシーな女性として注目を集めているそうですが、個人的にはあまり好感のもてる感じじゃないですね... ...続きを見る
銅版画制作の日々
2011/08/18 17:18
『ジェニファーズ・ボディ』 ('11初鑑賞111・WOWOW)
☆−−−− (10段階評価で 2) 8月14日(日) WOWOWのHV放送を録画で鑑賞。 ...続きを見る
みはいる・BのB
2011/08/18 20:58
「ジェニファーズ・ボディ」
世間の評判が悪かろうと、これ好きだぞ! ...続きを見る
或る日の出来事
2011/08/20 23:03

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
古い映画で、タイトルは忘れましたが、吸血鬼が処女を求めてさまよい歩いて、これこそは、処女と思ったら子持ちだったなどと四苦八苦するB級というかC級コメディー映画を記憶しておりますが・・・『処女の生き血』だったのかな?
現代において処女は赤ん坊以外にはいないというオチだったような?

こんど『カウボーイ&エイリアン』という映画が10月に公開されますが、B級映画と思ったら、ダニエル・グレイグとハリソン・フォードのダブル主演だそうで、ハリウッドもネタ詰まりですかね?(゜o゜)
ねこのひげ
2011/08/18 07:28
ねこのひげさん、こんにちは。

僕も「処女の生血」はアンディ・ウォーホルが絡んでいたなあ、といった記憶くらいしかないので、何とも言えないですが、キネマ旬報でちょっとストーリーが違うような。しかし、結末はそんなもんだったような気もします。

>『カウボーイ&エイリアン』
すっかり新作への興味がなくなって、ねこのひげさんから情報を戴くたびに「ほーっ」てな感じになっておりますが、ハリウッドはCGと3Dが生きる映画を作るのに躍起になっている感じですね。
ジャンルの寡占状態がオールド・ファンたる僕を寂しくさせます。日本映画はTV界が牛耳って本当につまらない映画ばかり乱造していますし、その悪循環で新作への興味がどんどん減っていくんですなあ^^;
オカピー
2011/08/18 14:45
コメディ色を強くしたら…というのは賛成です。
「マンマ・ミーア!」のおかげで私はアマンダさん大好きですし、変わった感触の映画で、かなり面白かったです。
ボー
URL
2011/08/20 23:10
ボーさん、こんにちは。

このくらいのコメディー度のほうが品が良いと言えば良いのでしょうが、ひねった英語の面白さが解らない大多数の日本人には半端な印象に終わったと思います。

幕切れで、アマンダ嬢がミーガン嬢(ジェニファー)と同じような人食いにならず、復讐に徹するのが良かったです。ミーガン嬢と同じになってしまえば、ホラー映画定石のどんでん返しみたいな感じになって面白味が消えてしまう。
オカピー
2011/08/21 10:30

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