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zoom RSS 映画評「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」

<<   作成日時 : 2011/04/18 18:17   >>

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☆☆☆★(7点/10点満点中)
2008年アメリカ映画 監督マーティン・スコセッシ
ネタバレあり

伝記ドキュメンタリー「ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム」を作った実績のある音楽好きマーティン・スコセッシがローリング・ストーンズの2006年のステージ模様を収めた“記録映画”である。本来同じ意味だが、主観の入りようのないタイプはドキュメンタリーというより記録映画といった方が気分が出る。

ビートルズに比べると僕の彼らへの興味は限定的だが、それでも1989年発表の「スティール・ホイールズ」までのアルバムはレコード、CD、テープのいずれかの形で聴いているので本作で紹介される曲は大体知っている。やはり知らないより知っていた方がこの手の作品は楽しめる。
 代表的なところで、「悪魔を憐れむ歌」「サティスファクション」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「サム・ガールズ」「スタート・ミー・アップ」「ブラウン・シュガー」「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」など。最後の曲がマリアンヌ・フェイスフルに提供されたことは有名。

また、タイトルになっているShine a Lightが象徴するように、この2月に買ったローリング・ストーンズのアルバム「メインストリートのならず者」に収められている曲が多い。有名な「ダイスをころがせ」Tumbling DiceやRocks OffやLoving Copなど。

Allcinemaにスコセッシは何を演出したのかという問いがあるが、言うまでもなく、撮影と編集である。とんでもないアングルのダイナミックなカメラワークは凡百のカメラマンでは生み出せない。

と言う一方で、この作品には明確なモチーフがある。彼らが60の坂を超えてバリバリにロックを続けている事実だ。だから、挿入される幾つもの古いインタビューの内容は「いつまでやるか」にほぼ限られ、それを基調に作品が構成されている。
 僕らにしてもどうも彼らの年齢と物凄いエネルギーに興味が行く。関心と感心ですな。あれだけ激しいパフォーマンスを見せるジャガーが若い時と殆ど変らない体型なのは不思議ではないが、ドラマーのチャーリー・ワッツにしてもきちんと管理された体型をしている。キース・リチャードとロン・ウッドのギタリスト二人は痩せ型なのでさすがに顔の皺が深い。

そのリチャードがどちらが上手いかと問われて「二人とも下手だが、二人でやれば無敵だ」と答えて言うコメントはさすがにロッカーでござる。

1991年にビル・ワイマンが抜けて現在正式メンバーのベース・ギタリストがいないのがストーンズの弱点かもしれないが、黒人のダリル・ジョーンズがずっとサポートで務めていて、本作でもきちんと紹介されている。

ストーンズのファンなら文句なく、一般の洋楽ファンではかなり、ただの映画ファンでも多少は楽しめる、と思います。

映画評と書きましたが、ちと・・・

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2011/04/29 11:28

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
いろいろ大変でしたね。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

少しずつ、自分のペースで、今までの日常に戻っていけたら良いですね。
そのように祈念しております。

TBさせて頂きましたが、今はコメントのお返事ですとか、諸々、お気になさらないで下さい。ゆっくりと元気になって下さいませ。
RAY
URL
2011/04/20 00:13
RAYさん、こんばんは。

自分の時間を優先したり、(母が昨年4月から本年3月まで隣保班の担当をしていたので)近所の付き合いを嫌がって、適当な時期に母を病院に連れて行かなったのだと思います。情けなすぎて悔し涙が出てきます。

かと言っていつまでもそれに拘っては母も悲しむでしょうから、頑張るつもりですが、なかなか難しいものがあります。
人生の中の失敗でもこれほど大きな失敗はないですから。

お気遣いに本当に感謝しております。
皆さまのお声にお応えする為にも、なるべく早く元気を取り戻さないとね。
オカピー
2011/04/21 11:23

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