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zoom RSS 映画評「騎兵隊」

<<   作成日時 : 2011/03/25 09:49   >>

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☆☆☆★(7点/10点満点中)
1959年アメリカ映画 監督ジョン・フォード
ネタバレあり

ジョン・フォードの西部劇の中では上出来とは思わないのに、何故かよく観る。実際観ると思っていた以上に面白い、という繰り返しになっているような気がする。

南北戦争たけなわの頃、北軍が劣勢を挽回しようと、元鉄道技師の大佐ジョン・ウェインを隊長に、南軍の要衝であるニュートン駅を爆破する為騎兵隊を送り込む。軍医ウィリアム・ホールデンがこれに加わるが、妻を医師の誤診で失っている大佐は最初から彼を忌み嫌う。やがて一行は農園を経営する女主人コンスタンス・タワーズに饗応して貰うが、作戦会議をスパイしていた為、彼女と黒人女中を引き連れる羽目になる。

作品として上出来と言えないのは尤もで、老スタントマンの事故死に責任を感じたフォードはトレーラーに引きこもって演技指導を殆どしなかったそうである。

とは言え、ウェインとホールデンの喧嘩友達的なエピソード群と、北軍を憎んでいるコンスタンスがウェインの男気にやがて愛情を芽生えさせる模様とを交錯させることから生まれる面白味は認めたいところで、男たちの友情や無骨な男と勝気な女性とのちょっとしたロマンスがフォードらしい朴訥な味付けでほのぼのと展開しているのは魅力。

終盤の橋を爆破する場面など迫力あるアクション・シーンも適度に収められているものの、全体としては誠にのんびりした作風で、南軍が繰り出す少年隊に手を出すわけには行かず一行が退散するシークエンスなど誠に微笑ましい。

西部劇の衰退と期を一に映画は映画らしさを失ったとではないかと、古い西部劇を観ると思う。

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