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zoom RSS 映画評「猿ロック THE MOVIE」

<<   作成日時 : 2011/02/20 10:00   >>

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☆☆(4点/10点満点中)
2010年日本映画 監督・前田哲
ネタバレあり

芹沢直樹の同名人気コミックを実写化したTVドラマの劇場版。

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市原隼人扮するサルなる鍵師が銀行強盗事件で裏方として活躍した後、その現場で見かけた少女・比嘉愛未から後日「記憶障害云々」と頼まれて彼女が働いているというスポーツクラブの金庫を開けたことから、彼女がそこから取り出したバッグを巡って、クラブを経営しているヤクザと、その中身を取り戻したい警察双方から追われることになる。

コメディー・タッチで展開する巻き込まれ型サスペンスで、裏金を入れるのにクラブのマークを付けたバックをわざわざ使うヤクザも間抜けなら、裏金を銀行に預けようとする警察も間抜けだが、ここは敢えて重欠点扱いはしますまい。

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しかし、彼女を守ろうと苦労してバッグを取り出したサルがその彼女がヤクザに捕縛され車ごと海に投げ込まれようとしている時にヤクザが取り返したがっているバッグを利用せず、あろうことかバイクで勝手に転んだ拍子に相手に渡してしまうとは、純朴と言うより主人公の知恵のなさ加減に呆れてしまうし、バックを取り出す為にあれ程時間をかけて描いた前段をそこで生かさないのは作劇的にセンスレスである。文字通り猿ほどの知恵もないといった印象の後で、水没する車の中からいかに主人公たちが生還し生還させるかというサスペンスに力が入るはずもない。

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「星の王子さま」を利用した部分は悪くないだけに、主人公が純朴を通り越してここまで阿呆では、実質的に青春コメディーとは言え、観ていて馬鹿らしくなってしまう。

市川隼人の演技は監督の指導に問題ありで、臭すぎましょう。

スケールが多少違う程度で、TVも映画も差がなくなりましたなあ。

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『猿ロック THE MOVIE』
&nbsp; □作品オフィシャルサイト 「猿ロック THE MOVIE」□監督 前田 哲 □原作 芹沢直樹 □脚本 長谷川 隆□キャスト 市原隼人、比嘉愛未、高岡蒼甫、芦名 星、渡部豪太、光石 研、西村雅彦、國村 隼、小西真奈美、和田聰宏 ■鑑賞日 3月6日(土)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 原作も読んでいないし、日テレの放映も観てなかったし・・・。 こういうテイストなのかどうかわからないけれど、客席にいた小・中学生を見てると、 ... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2011/02/20 10:02
猿ロック THE MOVIE
芹沢直樹の超人気コミックが原作のドラマ「猿ロック」を映画化。開けられない鍵は無いと豪語する天才鍵師サルが例によって美女の依頼で鍵を開けた金庫からトランクが!それが原因で何故か警察とヤクザの両方から追われるハメになる。出演はドラマと同じく市原隼人、高岡蒼甫、芦名星、渡部豪太の4人。共演に小西真奈美、三石研、西村雅彦、國村隼らが出演している。監督はTVシリーズと同じく前田哲。 ...続きを見る
LOVE Cinemas 調布
2011/02/20 13:12
猿ロック THE MOVIE/市原隼人、比嘉愛未
TVドラマのほうは最初の2話だけかな?見てました。その後は面白くなかったというよりはたんに見ている時間がとれなくて続かなかったんですよね。たぶん映画は映画でTVドラマを見て ... ...続きを見る
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別館ヒガシ日記から他ブログTB送信が出来なくなりまして 他ブログからのTB受信は出来ますので下記アドに願います ...続きを見る
スポーツ瓦版
2011/02/27 11:17
10-67「猿ロック THE MOVIE」(日本)
お天道様は見ている  サルこと猿丸耶太郎は、下町の鍵屋に生まれた天才カギ師。鍵開けに対する知識と技術は一級品ながら、美女にはからっきし弱いダメ男。  そんな彼のもとに、ある日マユミと名乗る美女が鍵開けの依頼に訪れる。そして、記憶障害で番号を忘れたというスポーツクラブの金庫を開けることに。すると中には黒い大きなトランクが。  やがて2人はそのトランクが原因でヤクザと警察から追われるハメに。何も分からないまま、マユミを守り抜くと心に決めるサルだったが。(「allcinema」より) ... ...続きを見る
CINECHANが観た映画について
2011/03/23 01:48

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
観ている人間になるほど!と納得させる演出でないといかんです。
『RED/レッド』には、それがありましたね。
フライパンに、そんなもののせてどうすんだ?あっ!なるほど!?がありましたね。
ねこのひげ
2011/02/21 05:27
ねこのひげさん、こんばんは。

引用された例とは少し異なるかもしれませんが、観客が感情移入するような、異常者ではない、登場人物が行動心理学に沿わない行動を起こすと変な印象を起こすわけで、どんなジャンルでもここがきちんとしていないとお話にならないですね。

>『RED/レッド』
1年後が楽しみでございます^^
オカピー
2011/02/21 23:24

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