プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画評「007/ダイヤモンドは永遠に」

<<   作成日時 : 2010/04/12 16:34   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 2

☆☆☆(6点/10点満点中)
1971年イギリス映画 監督ガイ・ハミルトン
ネタバレあり

ショーン・コネリーの007が見収めになったシリーズ第7作。その後別系列で「サンダーボール作戦」のリメイク「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」が作られたが、あれは勿論シリーズにはカウントされない。

画像

世界各地からダイヤモンドが密輸され、運び屋が次々と抹殺される事件が発生。詳細は解らないが世界的陰謀に違いないということで調査に乗り出した我らがジェームズ・ボンドがオランダで密売業者になり済まして運び屋の美女ジル・セント・ジョンと接触、その時殺害した密売業者の死体と共に渡米し、密輸団の動向を探るうちに浮かび上がったホワイトなる企業家が持つナイトクラブの最上階に忍び込むと、ホワイトの代りに仇敵ブロフェルド(チャールズ・グレイ)がおわします(笑)。

序盤のうちに殺したはずのブロフェルドがまたまた登場、しかも二人いる。事前に説明されているように整形で影武者を立てていたわけで、蹴り上げた愛猫が向った方を撃って仕留めたと思ったら猫もコピーと判明してがっかり、という一幕がちょっと面白い。

画像

やがてボンドはブロフェルドの目的がダイヤモンドを集めて作り上げた人工衛星から特殊レーザー光線を発射して各国の要衝を攻撃、世界を我が物にすることと突き止め、海上基地で大乱闘を繰り広げる。

第3作「ゴールドフィンガー」では珍しく上首尾だった凡監ガイ・ハミルトンがいよいよ実力を発揮(笑)、誠にルーズな展開で、前作から始まったシリーズの凋落ぶりがいよいよ顕著になってくる。にも拘らずハミルトンが続く二作も続投したのは不思議でござる。

画像

大体このシリーズは終盤のクライマックスが意外と面白くないものが多く、本作の海上基地のアクションも安手で今一つ盛り上がらない。
 「ブリット」(1968年)に始まるカーチェース全盛時代だからカー・アクションの扱いがそれまでと違ってアストン・マーティンでないということもあるが装備で見せず、双方の動きを一緒に捉えるロングショットが目立つ。ただ、片輪走行の見せ場があるものの、ハミルトンのカット割りに「ブリット」のような創意工夫が足りず平板な印象に終始している。

画像

他に月面車などのアクションもあるが凡庸。但し、月面車を追う三輪バギー(上画像)が昔オートバイ雑誌で観て憧れたホンダの輸出専門製品なので懐かしくなった。

冷淡な殺し屋二人組がホモなのもニューシネマ時代らしいアイデアで、神出鬼没でなかなか面白いが、ボンドに対しては余り強くないのはご愛嬌。

画像

ボンド・ガールズはジル・セント・ジョンを筆頭に、ナタリー・ウッドの妹ラナ・ウッド、他武道の達人二名。

「ルパン3世」のレギュラー番組で本作のパロディーがあったような記憶がありますが?

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
「007」を含むニュースと関連グッズの紹介
イマナビでは「007」を含むニュースと関連グッズの紹介をしています。「007」に興味があれば是非ご覧ください! ...続きを見る
イマナビ!News&Shopping
2010/04/16 12:34
「007/ダイヤモンドは永遠に」
ユーモアという以上に、ギャグ? ...続きを見る
或る日の出来事
2010/07/03 15:14

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
確かにルーズで、ギャグかと思えるような部分が多かったです。
でも、まあ嫌いじゃないなと思えました。
ジル・セント・ジョンは、なんだかドジなところが可愛いですし。
ボー
URL
2010/07/03 15:48
ボーさん、こんばんは。

ロジャー・ムーアの第一作「死ぬのは奴らだ」もギャグみたいな扱いが多かったです。
ガイ・ハミルトンかと思いましたが、調べましたらどちらの作品もトム・マンキーウィッツという人が脚本を書いていますので、この人の趣味と考えるのが正解みたい。
オカピー
2010/07/03 20:38

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
映画評「007/ダイヤモンドは永遠に」 プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる